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COP16 – ビジネスリーダーは何を期待すべきか?

10月21日からコロンビアで開催されるCOP16について、Forbs紙から素晴らしい記事が出ていたので、和訳してみました。
今回の生物多様性枠組条約締約国会議のメインテーマは、NBSAPs(各国で国家生物多様性戦略及び行動計画を策定すること)と、遺伝資源の公平公正な公正かつ衡平なアクセスと利益共有ということですが、いずれにおいても、重要なのはビジネス界の関りと、先住民問題になりそうです。
詳しくは、下記の記事の和訳をご覧ください。

実は、この中で出てくるNatcapのCEOであるSebastian Leape氏とは、直接やり取りする機会がありました。
Linkedinの記事に何気にコメントを入れたのですが、これがLeape氏の投稿記事で、私のコメントに反応して、突然彼からメッセージが飛んできました。
「一度、日本の状況を教えてほしい。今開発しているものがフィットしているかコメントが欲しい」とのことでしたが、CEOからいきなりメッセージが飛んでくるとは思っていなかったので、びっくりしたのを覚えています、
ちょうど、日本人の留学生(きわめて優秀で積極的に活動されているようです)が英国の大学に留学中で、彼女がNatcapでインターンをしていたタイミングとあり、通訳を買って出てくれました。開発リーダー達と、2度にわたって意見交換をする機会を得たのですが、そのうちの一人は、以前に秋田で英語教師をやっていたとかで、終始和やかで楽しい時間を過ごすことができました。
それにしても、CEOから直接メッセージが来るくらい、海外のベンチャーは積極的で大胆だとよくわかりました。(見せてもらったシステムも、コンセプトは中々良いと感じました)

Natcap

尚、COP16が開かれる「カリ」という場所は、実は先住民族問題ではセンシティブな場所です。(ある方から教えてもらったのですが)
自然資本と先住民族問題とは切っても切れない関係がある訳ですが、むしろそういうセンシティブな状態でも開催を引き受けたコロンビアは、ある面では凄いなという感想です。
日本人には極めて分かりにくい先住民問題(多くは土地所有概念が異なることから発生していることが多いのですが、その点は別の機会に説明する機会を作りたいと思います)が、今回のCOP16で、少しは理解が深まることを期待します。

コロンビア、カリ

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