サンスター・ANDFASTING擬似ファスティングバーの強みとは?
サンスターは2024年4月から、ファスティングバー「カラダにおいしいファスティング」を発売しました。
1つのブランドをしっかりと育てる戦略をとっているサンスターの新ブランドというのもあり、注目度の高いプロダクトです。
同プロダクトを深堀していくことで優位性を明らかにしていきたいと思います。
なぜ、サンスターがファスティング事業?
サンスターといえば、「GUM」「Ora2(オーラツー)」などオーラルケアブランドを事業展開してるイメージがありますが、青汁などの健康食品も展開しています。
なので、健康食品に関連する新事業を展開する事に違和感はありません。
健康道場ブランド・青汁を1988年から発売を開始し、35年以上の歴史を持つ、サンスターが大切に育ててるブランド。
同ブランドの売上はおおよそ、50億円ほどで事業の多角化に貢献しています。(アニュアルレポートからの推定値)
口の健康だけでなく、全身の健康に取り組んでいる同社が目をつけたのが「ファスティング」事業です。
POLAがオンラインファスティング事業に乗り出すなど、「ファスティング」は健康食品業界の中で少しずつホットな話題になっています。
ファスティング(断食)=ダイエットというイメージが強いですが、最近では「プチ断食」がキーワードになっています。
プチ断食は痩せる事を目的にするよりも、何も食べない時間を意図的に作り、内臓を休ませることを目的としたタイパの良い体調管理法として注目されています。
「ANDFASTING」ってどんな事業?
ここから先は
3,000字
/
2画像
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?