見出し画像

【第8号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

9/22〜9/29の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。

市場に関するニュース

カゴメ「野菜生活」 朝シーンで習慣化促す にんじん β-カロテンの栄養発信

“にんじん”ヒーロー戦略によって「にんじんジュース」は予算比130%と好調だった。
(中略)
「野菜生活100」は、朝シーンの需要を創造し、習慣飲用化する。にんじん“ヒーロー化”戦略では、おいしさとβ―カロテンの栄養価値を発信する。

食料新聞

カゴメは今年、野菜ジュース売上を高める戦略として「にんじん“ヒーロー化”戦略」を行っています。
β‐カロテンの価値や、独自技術により野菜が本来持つ甘さの魅力を広め、野菜飲料全体の需要喚起を目指してます。
具体的にはトマトジュースはリコピン=美容で成功したので横展開して、β-カロテン=美容を推進中しています。

カゴメ・決算資料引用

カゴメトマトジュースの取り組みはこちらにまとめています。

アピ グループ売上高800億円に 次なる成長へ中長期ビジョン

主力事業の健康食品と医薬品が堅調に数字を伸ばし、単体で売上高500億円を達成した。今期は引き続き健康食品と医薬品を軸に売上拡大を目指すとともに、生産性向上で利益確保に力を注ぐ。

食料新聞

健康食品OEMメーカーで売上No.1であるアピグループは、単体で売上500億円を突破し、今期業績予想は売上高が前年比19.5%増の597億5300万円と絶好調。
中期計画として、5年後に生産キャパシティを現在から倍増。グループ売上高800億円を目指すとしています。

一方で、健康食品OEMメーカーで売上No.2である東洋新薬は、売上を落としており不調です。
機能性表示食品の受託開発・製造にブレーキがかかったことがマイナス成長の主因になった言われており、同社は小林製薬事件から大きく影響を受けたようです。

OEMメーカーの中で明暗が大きく別れてるのが、興味深い点ですね。

ここから先は

2,640字 / 2画像

■なにをするコミュニティか ・「売れてる健康食品のプロダクト戦略」を調査します。 ・健康食品開発レ…

スタンダードプラン

¥500 / 月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?