健康食品サプリメントで、成分安定性を高める腸溶性・耐酸性技術
成分の安定性を高める腸溶性技術の健康食品商品設計を調査しました。
商品開発のHintにしてください。
腸溶性製剤・耐酸性製剤とは?
胃で溶けず、腸で溶けるのが「腸溶性製剤」です。
例えば、生きた乳酸菌を配合したサプリメントが胃で溶け出してしまうと、期待された効果を発揮できないケースがあるため、活躍するのが「腸溶性製剤」です。
そして、「耐酸性製剤」は「腸溶性製剤」よりも劣るけど、そこそこバリアしてくれるような製剤です。
健康食品で耐酸性製剤・腸溶性製剤を利用する場合は、以下の3つが多いです。
胃酸の影響で効果が低減してしまう成分:内容物が胃への効果を失活するのを防ぐ(乳酸菌、ラクトフェリンなど)。
戻り臭が気になる成分:魚油やニンニクなどの臭いを密閉し、服用後のもどり臭も軽減する。
胃に刺激を与えてしまう成分:胃がもたれる可能性がある成分(唐辛子など)の影響を軽減する。
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