資生堂・ザ・コラーゲン サイクルショットってなぜすごい?
インナーケアに力を入れる資生堂
資生堂は過去5年は売上1兆円前後で推移し成長が頭打ち。加えてFY2023の営業利益率に関しては2.9%と低く、苦しい事業状況が続いています。
FY2027年のコア営業利益率15%へ高めるために付加価値型経営モデルを掲げておりコア事業の選択と集中を行っている最中です。
資生堂の中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」では2025年までの付加価値型経営モデルを提示する中で、新市場として「インナービューティー」を高収益基盤の1つ注力領域として設定し、ブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」を立ち上げました。
資生堂の調査によると20代から60代の女性の74%が肌・身体・心の繋がりを感じ、また、72%がキレイになるために内側から整えることが必要だと感じていることがわかっており、化粧品とシナジーがある領域としてインナーケア領域を重点項目に設定したと考えられます。
「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」の第一弾として、株式会社ツムラとカゴメ株式会社と共同開発した商品を日本国内で発売。
同時に、コラーゲン市場においてNo.1売上を誇るブランド「ザ・コラーゲン」もリニューアルを行います。
「ザ・コラーゲン」独自の美容特許成分である「コケモモ」+「アムラ果実」の組み合わせはコア価値として不変ですが、様々な美容成分を新配合して「ドリンクとタブレット」をリニューアル。
合わせて、新シリーズ「ザ・コラーゲン サイクルショット」を新発売し、パウダータイプのドリンクがラインナップが増やしました。
資生堂 ザ・コラーゲン サイクルショットとは?
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