最先端モビリティ『PiiMo』に乗ってみた!乗り場・料金・乗り心地レビュー
昇仙峡を走る最先端モビリティ『PiiMo』。ほかの観光地でもなかなか見ることができない、車イス型の乗り物です。
屋外観光地における公道での走行は日本で初めてです!
PiiMoの特徴は、複数台が先頭車両にくっついて、まるでカルガモの親子のように走行する自動追従機能。観光の疲れも休めながら、優雅で快適に観光を楽しむことができます。
11/3のオープニングセレモニーで試乗させてもらってきたので、PiiMoの乗り心地をレビューします!受付方法や料金などについてもまとめたので、最先端技術に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
PiiMoの乗り心地をレビュー!
11/3の試乗では、現在走行しているルートの一部を20分ほどテスト走行しました。
乗り心地は・・・・・想像していた以上に快適!
イスのクッションが低反発クッションのような、柔らかすぎず硬すぎない絶妙なふかふか具合で、乗っていて心地よかったです。
昇仙峡の道自体がすこしデコボコしているため走行中は少し揺れますが、クッションのおかげで特に気になりませんでした。
PiiMoのスピードはおよそ時速4キロ。大人がゆっくり歩くくらいのペースですね。疲れることなく紅葉や美しい景色が見られて、とても優雅で贅沢な時間を味わうことができました。
PiiMoの操作について
PiiMoは、シンゲンランドスタッフが運転する先頭のPiiMoに自動的についていくので、搭乗者が操作する場面はありません。
走行途中、センサーが人や障害物に反応して停車することが何度かありましたが、停車した場合もスタッフの方が対応してくれますので、操作は不要です。
気になった点
11月の昇仙峡は、東京などと比べると少し肌寒く、長時間座っていると寒いと感じるかもしれません。
「ひざ掛けなどは使えますか?」と尋ねてみたところ、「足元の丸いセンサーのじゃまにならなければ大丈夫」とのことでした。
数に限りがございますが、ひざ掛けも用意されてるので寒がりの方は事前にスタッフにご相談ください。
PiiMoはどこから乗れる?
PiiMoが走行するルートには、上りルート・下りルートがあります。
上りルートの乗り場は比較的分かりやすいかと思うのですが、下りルートはバス停から少し離れたところに受付があるため、分かりにくいかもしれません。
それぞれ、実際に歩いた道順を写真に撮ってきたので参考にしてくださいね!
上りルートの乗り場(長とろ橋からスタート)
上りルートの乗り場は、『昇仙峡口バス停』あるいは『天神森バス停』を降りて徒歩5分ほどのところにあります。
食事処『渓水館』が目印です。
渓水館付近には、黄色いジャンパーを着たシンゲンランドスタッフもおりますので、遠慮なくお声掛けください。
●「昇仙峡口バス停」からの行き方
【1】「昇仙峡口バス停」でバスを降りたら右側に向かって、しばらく道なりに進みます。
【2】ながとろ橋を渡ります。
【3】分岐を左に曲がり、「渓水館」の方に向かいます。
【4】30mほど先にある「P 渓水館」の立て看板のあたりで、PiiMoの乗車受付を行っています。
●「天神森バス停」からの行き方
【1】「天神森バス停」でバスを降りたら右側に進みます。
【2】渓水館のお店を右に曲がる
【3】30mほど先にある「P 渓水館」の立て看板のあたりで、PiiMoの乗車受付を行っています。
下りルートの乗り場(グリーンライン昇仙峡バス停付近)
上りルートに比べて、下りルートの乗り場は少し分かりにくいかもしれません。
【1】下りルートの乗り場にバスで行くには、最寄りの「グリーンライン昇仙峡バス停」で降車します。
(バス停は、食事などのできる「さわらび」の目の前にあります)
【2】バスを降りたら右側に進みます。
【3】歩道に沿って左折します。
【4】そのまま歩道に沿って、もう一度左に曲がります。『昇仙峡入口 渓谷中心点』と書かれた看板の、左にある脇道へ進みます。
【5】道に沿って坂を下ります。
【6】坂を下りきったら、右斜め前に、PiiMo上り線の乗車受付が設置されています。
乗車可能時間はこのあたりに黄色いジャンパーをきたスタッフがいます。
PiiMoの乗車時間
PiiMoの乗車時間は、約1時間15分です。ライセンスを持った観光ガイドさんが昇仙峡について解説をしてくれます。
PiiMoの時刻表
※11/7時点。申し込み状況などによって変更となる可能性もございますので、追加情報も合わせてご確認ください(公式Twitterでも発信中です!)
【上りルート・下りルートとも出発時刻は共通】
PiiMoの料金
PiiMoの乗車料金は片道1000円です。
最先端のPiiMoに乗れるだけでなく、紅葉や渓谷に囲まれた大自然の景色をゆったりと楽しみながら、ライセンスを持ったガイドさんの解説をたっぷりと聞けるのも、観光ならではの魅力ですね。
PiiMoの注意点について
注意点が2つあります。
●注意:PiiMoにひとりで乗るには年齢制限があります。
安全の都合上、PiiMoにひとりで乗車できるのは【小学生以上】とさせていただいております。小学生未満のお子さまはひとりでは乗車できません
小学生未満の小さなお子さまは、大人のひざに座るか、抱っこ紐などで固定してって一緒に乗車する形となります。安全のため、ご理解をお願いいたします。
なお、妊娠中の方はシートベルトを着けられる場合は乗車可能です。
●注意:PiiMoには定員があります。
PiiMoには定員を設けさせていただいております(11/7時点では1便あたり3名)
最先端技術を体験できる貴重なチャンス。秋の彩り豊かな昇仙峡の中で、優雅で贅沢な観光ガイドを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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