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エクセルとマイクロソフト365:Office 2021、2024との違い
Excelは表計算ソフトですが、Microsoft 365を利用するにはサブスクリプション(期間利用)の契約が必要です。Microsoft 365には、Excelの他に、Word、PowerPoint、OneNote、Outlookが含まれ、メールやオンラインストレージ、ファイル共有・コラボレーションツールなどのグループウェア機能が使えます。
クラウドサービスを利用し、場所や端末に依存せず、ネットに接続すればどこでも、写真や動画のバックアップ、Webメール、オンライン会議ができます。
2011年の「Office 365」が、2020年4月より「Microsoft 365」に名称変更されており、、
Office 2010は、Office 2013、Office 2019、Office 2021とバージョンアップされています。
しかし、Office 2021 のサポートは2026 年 10 月 13 日までで、サポート終了後も使えますが、セキュリティにリスクがあり、ビジネスでは、サブスクリプション型の Microsoft 365への移行がお勧めです。
Microsoft 365とOffice 2021の違い
<購入形態と価格>
Office 2021は永続ライセンスで、一度購入すれば半永久的に使用できますが、サポート期限があります。
Microsoft 365はサブスクリプション型で、購入すると、選んだ使用期間(1か月 or 1年)で自動更新します。
<サブスクリプション>
サブスクリプションとは、一定額を定期的に支払う契約形態で、一般的に、月額・年額で支払います。
少額で短期の利用もでき、永続型の購入に比べて柔軟性があります。
<バージョンアップの自動更新>
Office 2021は、アップグレードのオプションがないため、購入時から機能が変わることはほぼなく、次のメジャー リリースにアップグレードしたい場合は、正規の価格で購入する必要があります。
いっぽう、Microsoft 365は契約すると、常に最新に自動的にバージョンアップするので、いつでも最新の機能が使えます。
<Microsoft 365のサービス>
1TBのオンラインストレージ(OneDrive)、
Skypeで、毎月60分の無料通話、
Office Mobileのフル編集機能などが含まれ、
電話やチャットのテクニカルサポートもあります。
Microsoft 365 Family プランでは、最大 5 人の追加ユーザーとこれらの機能を共有できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/excel
personalとfamilyで月々の価格設定が異なり、解約しない限り自動更新されます。
無料でサインアップし、サインインして、Excel for the web が使用でき、インストールの必要はありません。
マイクロソフトのアカウントが必要です。
Microsoft Office 2024
Microsoft Office 2024 は、Microsoft Store から購入できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/p/office-home-2024/cfq7ttc0pqvj
購入の手順
製品をカートに追加 ¥34,480 (税込)
カートを確認し、注文手続きへ進む
Microsoft アカウントを作成またはサインイン
注文内容の確認画面に配送先、支払い先を入力する
注文を確定する
Office 2024 は、Windows PC と Mac の両方で利用できる 1 回限りの購入版で、アップグレード がないため、次のバージョンにアップグレードするには、購入する必要があります。
Office を使用するには、Windows のライセンス認証が完了している必要があり、Office を常に最新の状態に保ち、自動アップグレードを利用するには、定期的にインターネットに接続する必要があります。
¥31,023
¥3000オフ を満たす条件で購入
デジタルコードの利用方法の確認
プラットフォーム: オンラインコード版
オンラインコード版
パッケージ版(カード)
1)Home&Business(永続版)
2)Home(永続版)
本商品はライセンスキーのみの提供となり、消費税課税の対象でないため、適格請求書が発行されません。
Windows、Mac向け2024版のWord、Excel、PowerPoint、OneNoteがダウンロード可能。
PC,Mac使用台数:2台まで使用可能。
注意:この商品は返品を承っておりません
※Office2024はOffice2021やOffice2019、Microsoft 365との併用はできません。
<インストールについて>
【オンラインコード版】
・ご注文完了画面から「Office.comへ」ボタンをクリックし、ご利用中のマイクロソフトアカウントまたは、新規作成のアカウントでサインインして有効化(アクティベーション)。
・Officeアプリをダウンロード/インストール後、サインインしてご利用ください。
※プロダクトキーはAmazonのダウンロードライブラリよりいつでも確認できます。
【カード版】
・ご購入後、オンラインコードが記載されたカードが送付されます。CD-Rは付属しておりません。
・コード入力ページ(https://setup.office.com/)からご利用中のマイクロソフトアカウントまたは、新規作成のアカウントでサインインし、プロダクトキーを入力して有効化(アクティベーション)してください。
・Officeアプリをダウンロード/インストール後、サインインしてご利用ください。
※「プロダクトキーが見つかりませんでした」のメッセージが出る場合には、使用しているインターネットブラウザを変更して再度お試しいただくことで問題が解決する場合があります。
¥17,800
・ご購入後、オンラインコードが記載されたカードが送付され、
・コード入力ページ(https://setup.office.com/)から
マイクロソフトアカウントでサインインし、プロダクトキーを入力して有効化(アクティベーション)してください。
・Officeアプリをダウンロード/インストール後、サインインしてご利用ください。
WindowsのサポートとOfficeとの関係
2025年10月14日(米国時間)に、Windows 10のサポートが終了し、
セキュリティ更新プログラムの提供がなくなり、リスクが高まります。
Windows 10 Enterprise and Education
Windows 10 Home and Pro
Windows 10 IoT Enterprise
Windows と Microsoft Office の関係
Office 2024 は、Windows 11 または Windows 10 のオフィスの永続的スイート版(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote)で、購入すれば、Windows PC と Mac の両方で永久に利用できます。
しかし、サポート期限があり、たとえば、Office 2021 の サポートは 2026 年 10 月 13 日に終了します。
Windows はパソコン用の OS(オペレーティングシステム)で、Office は、文書や表計算、メール管理のソフトウェアです。
Windows のバージョンは、ソフトウェアの新旧を示す番号が付けられていて、バージョンアップされてゆきます。
Windows と Microsoft Office の最新バージョン
Windows 最新バージョン(2024年10月現在)は、2021年10月5日にリリースされた Windows 11 (version 24H2)です。
Windowsのバージョンの確認方法
画面左下の「スタート」>「設定」>「システム」>左下の「バージョン情報」で確認。(Microsoftの製品には、発売後最低5年間のサポートが提供)
最新のMicrosoft Officeのバージョンは、2024年10月2日に提供が開始された「Office 2024」です。
Officeのバージョンの確認方法
WordやExcelなどのOfficeアプリケーションを開き、左上隅から「ファイル」[アカウント] または「ヘルプ」>[製品情報] でOffice 製品の名前と、バージョン番号が表示。
Windows のバージョンと Microsoft Office のバージョンの関係
Office 2016 以降は Windows 11 に対応し、OS をアップグレードしても使えますが、Office 2013 以前は 使用できません。
Office 2021 は、Windows 10 、 Windows 11 の PC 1 台、または最新の macOSの 3 つのうちのいずれかにインストールできます。
Windows 11 は、Office 2016 以降、
Windows 10 は、Office 365、Office 2019、Office 2016が使えます。
「Edgeがキーチェーン内の機密情報をしようとしています。」と ...
2020年10月頃から「Microsoft Edgeは、キーチェーン内の"adalcache"に保存されている機密情報を使用しようとしています。 」というポップアップが表示されるようになりました。
EdgeでWebサイトにサインインするときに、iCloudパスワードを使用すると、iCloudキーチェーンから安全にパスワードを入力できます。 Edgeで作成した新しいパスワードはiCloudキーチェーンに保存され、ほかのAppleデバイスでも利用できるようになります。
iCloudパスワード - Microsoft Edge Addons
「ちょっとだけ使いたい」「たまにしか使わない」方向けに、Microsoft純正Excelを無料で使う方法いくつか紹介します。
①Microsoft 365 Personalの体験版
体験版なら、「Microsoft 365 Personal」 のすべての機能を1カ月間に限り無料で使用できます。「今月しか使う予定がない」「まずは試したい」という方は、体験版から利用してみましょう。
ここで、Microsoft 365 Personalの1か月体験を活用し、Excelを無料で利用する流れを解説します。
手順1 Microsoftのアカウントを用意
体験版を使うにはMicrosoftのアカウントが必要です。Microsoft 365の画面で「1か月間無料で試す」「1か月間無料でお試しください」を選択し、サインイン画面で「アカウントをお持ちでない場合、作成できます。」の「作成」をクリックし、Microsoftのアカウントを取得。
体験版は1つのアカウント、1つのパソコンに対して1回のみで、一度利用したアカウントやパソコンで、再度体験版を使うことはできません。
手順2 サインインして「Excel」を選択
サインインして、「サブスクリプションを確認する」画面で、支払い情報などを入力。
[試用版を開始して、後で支払う] を選択した時点で、Microsoft Store 販売条件に同意したことになり、無料使用期間終了後、入力情報に基づき料金が請求されるため、請求日の2日前までに、「サブスクリプション」ページの「管理」で、継続請求を「無効」に設定すること。
最後に「Excel」を選択して利用できる。
参考URL:https://products.office.com/ja-jp/try
②Microsoft 365のExcel for the web
1か月に限らず長く無料で使いたい方は、「Excel for the web」を利用
「Excel for the web」とは、Excelのオンライン版で、一部機能に制限があるものの、インストール版とほぼ変わらずにExcelを使うことができる。
手順1 Microsoftのアカウントを用意する
体験版と同様に、Microsoftのアカウントで、Microsoft 365にアクセスして「サインイン」を選択。
手順2 サインインして「Excel」を選択する
Microsoftのアカウントを用意したら、Microsoft 365のサイトにアクセスしてサインイン。メニュー画面から「Excel」を選択し、通常のExcelと同じように操作できる。
基本的にインターネットに接続されていないと使えません(一部作業はオフラインでも可)。
しかし、オンライン版では、複数人同時に1つのファイルを共同編集でき、常時自動保存されます。
参考URL:https://www.office.com/
③Excelの無料アプリ
スマホやタブレットでExcelを使うのであれば、モバイルアプリを利用
アプリ版では、無料でExcelファイルの閲覧、編集、保存ができ、外出先でもすぐに利用できる。
機能面ではパソコン版よりも劣りますが、基本的な四則演算や関数、グラフの作成などは問題なく作業できます。外付けのキーボードを用意すれば、スマホ・タブレットでもパソコンに近い感覚で仕事ができるでしょう。
なお、タブレットのサイズによって、無料アプリでは編集ができないことがあります。基本的に、10.1インチ以下のタブレット・スマートフォンは閲覧・簡易編集が可能ですが、10.1インチより大きいタブレットは閲覧しかできません(編集するには、Microsoft 365の有料契約が必要)。
ここから、Excelの無料アプリを利用する手順を紹介します。
手順1 アプリを無料ダウンロード
iOS の場合は App Store、Android の場合は Google Play で「Excel」のアプリをダウンロードします。
手順2 アカウントを作成
Microsoftのアカウントを所有していない場合は、作成しておきましょう(作成方法は、体験版利用時などと同じ)。
手順3 利用開始
ダウンロード・インストールした「Excel」をタップします。続いて、画面が切り替わってから下部の「サインイン」をタップしましょう。
指示に従い必要事項を入力してサインインしてから、画面下部の「+」をタップすると、パソコン版と同じようにExcelのデザインを選択できるようになります。
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/microsoft-excel/id586683407
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.excel&hl=ja
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Excel無料版と有料版の主な違い
使用する方法によっても異なりますが、Excelの無料版は一部の機能が制限される点が有料版との違いです。具体的に説明します。
グラフの種類が制限される
無料版(Excel for the web)の場合、使えるグラフに制限がある点に注意しましょう。例えば、3-DグラフはExcel for the web に対応していないため、2-Dバージョンでの作成が必要です。
なお、Excel for the webでも、以下のように基本的なグラフは網羅しています。
一部の関数が使えない
無料版(Excel for the web)は、有料版の一部の関数が使えません。
例えば、関数HYPERLINKは、有料版の場合にクリックして移動できるアクティブなリンクを返しますが、Excel for the webでは非アクティブなリンクのテキスト文字列を返す可能性があります。
以前のマクロ言語を扱えない
無料版(Excel for the web)を利用する場合、以前のマクロ機能(Microsoft Excel 4.0マクロ関数やMicrosoft 5.0ダイアログシートなど)が含まれているブックは表示できません。マクロとは、必要なときに、複数の操作をまとめて自動処理できる機能のことです。
そのほかにも、無料版には「一部のファイル形式をサポートしていない」「表示・動作が異なることがある」などの課題があります。
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Excelと互換性のある無料のおすすめ表計算ソフト
最後に、Microsoft純正のExcelの代わりに無料で使用できる表計算ソフトをいくつか紹介します。
①Googleスプレッドシート
「Googleスプレッドシート」は、Google社が提供している表計算ソフトです。Googleアカウントさえあれば、誰でも無料ですぐに使えます。ダウンロードではなくオンライン上で作業するソフトで、Excelとの互換性もほぼ問題ありません。
また、同じくオンラインソフトであるExcel Onlineとも、表計算ソフトとしての基本的な機能面で大きな差はないでしょう。
「GmailやGoogleドライブをメインに使っている」場合は、スプレッドシートのほうが便利なことがあります。ほかのGoogleサービスとも相性が良く、ファイルの共有や保存、メールでの送付もシームレスにできる点がGoogleスプレッドーシートを使うメリットです。
参考URL:https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
自分がExcelとGoogleスプレッドシートどちらを利用すべきか迷っている方は、以下の記事も参考にしてください。
<関連記事>Excel VS スプレッドシート 外出先で仕事をするときにおすすめのアプリはどっち?
②LibreOffice「Calc」
「LibreOffice(リブレオフィス)」とは、Microsoft Officeアプリケーションの代わりになるフリーソフトウェアです。Officeと同じ様に、ワープロソフト「Writer」(Wordにあたる)、プレゼンテーションソフト「Impress」(PowerPointにあたる)などの種類があり、Excelにあたるのが表計算ソフトの「Calc」です。
Excelとの互換性もほぼ問題なく、ファイルの拡張子も「.xlsx」の形式で保存可能です。ただし、「Calc」のファイルをExcelで開いた場合、完璧に再現されるわけではないことを理解しておきましょう。完璧に再現するためには、PDF化するなどの対策が必要です。
参考URL:https://ja.libreoffice.org/about-us/who-are-we/
③Apache Open Office「Calc」
Apache Open Office(アパッチオープンオフィス)も、LibreOfficeと同様に無料で使えるオープンソフトウェアです。そのうち、表計算ソフトの「Calc」は、Excelとの互換性をもち、Excel形式での保存もできます。
もともと、オープンソースのプロジェクト「OpenOffice.org」の後継プロジェクトとして、Apache Open Officeが誕生しました。その後、プロジェクトの一部メンバーがLibreOfficeへ派生しています。
LibreOffice「Calc」と Apache Open Office「Calc」の源流は同じであるため、見た目や使い方も似ています。
参考URL:https://www.openoffice.org/product/index.html
④Numbers(Macユーザー向け)
「Numbers」とは、Apple 社が提供する表計算ソフトです。ほとんどの Apple 製デバイスに内蔵されており、Mac ユーザーであればExcelの代わりにNumbersを無料で利用できます。
Numbersで作成したスプレッドシートをiCloudやBoxに保存しておけば、Windowsパソコンを使っての作業が可能です。その反対に、Microsoft ExcelのファイルをNumbersで直接開くこともできます。
参考URL:https://www.apple.com/jp/numbers/
まずはExcelの無料版を試してみよう
たまに簡単な表計算を実行する程度であれば、Excel for the webを使うことで、無料でも対応可能です。ただし、「仕事でしっかりとExcelを使う」のであれば、この方法には限界があります。
そこで、急遽Excelで資料を作成しなければならなくなった場合は、「Microsoft 365 Personal」の体験版を利用してみてはいかがでしょうか。体験版であれば、無料で十分な機能を備えたExcelを使用できます。
また、無料版を利用して使い勝手がよければ、「Microsoft 365 Personal」有料版への更新を検討するとよいでしょう。