VRSMプレイで伝えるリアリティ!拘束おしがま配信2時間半
VTuber蘭茶みすみは10月2日夜、成人向け動画配信サイトfc2で、「懺悔タイム!拘束放置配信第二弾!10月2日23時~2時間スペシャル!」を行った。手錠で自縛しながらVRをする様子を放送し、最大同時に50人が視聴。実際におしっこを我慢しながらもがき苦しみ、生物としての肉体の苦しみをVRで表現した。
▼拘束放置配信アーカイブ
拘束放置配信は、蘭茶みすみの趣味と、ありのままの肉体の苦しみを表現することを目的に、7月から不定期で配信している。今回の配信時は、ヘッドマウントディスプレイや2個のコントローラー、3個のトラッカー、視線と表情センサーを使用。肉体の動きをリアルタイムにVRに反映した。椅子の背もたれに手錠で後ろ手に拘束する方式で、肉体側もアバターに合わせた服装を着用。1.7リットルの水を飲んだ後に足を椅子に縄で縛り、2時間の拘束おしがまを行った。
▼拘束放置配信時の服装と拘束具
午後11時から配信を開始。最初に2リットルのボトルから飲めるだけの水分補給を行い、長期の拘束に備えてから自縛。足を縛ったあと、手錠の鍵をシャツの胸ポケットにしまい、腰縄を付け、環状になっている背もたれに鎖を通して両手を拘束した。HMDでリアル視界が制限されているため、拘束自体には手間取ったものの、同18分には拘束を完成することができた。この時点から2時間後の午前1時18分まで、拘束されることになる。
最初は問題がなかったものの、11時40分ごろには尿意を観測。この程度では漏らす可能性は無いため、「負けない」と連呼した。しかし「負けませんは死亡フラグ」「本当に絶対もらしたらおしりぺんぺん」などとコメントが付いた。絶対に負けない自覚があった蘭茶みすみは「もらしたら謝罪拘束放置配信をする」ことを視聴者に約束した。
午後11時44分ごろ、消滅前の2018年からの蘭茶みすみのファンが偶然拘束放置配信を発見。感動の再会を果たす。当時の私は唯一神を名乗るほど尊大なキャラクターだったため、視聴者は「演説したりニルヴァーナしてた三角さんですか!?」「また見られてうれしい。でも、どうしてこうなった」「昔信仰してた神様がFC2でSM配信してた件について」と困惑。「我らが神が辱めを受けてる様を見せつけられるとか、超級者向け過ぎる」とコメントした。
段々と強まる尿意を耐えながら、視聴者との対話を楽しむことおよそ1時間。視聴者からの壮絶な苛めが始まった。視聴者はコメントで「脇腹こちょこちょ」「オッパイ、ギュ」「おなか押しちゃお」などと、尿意を催す責めを実行。我慢できなくなったため「おしっこ出してもいい?」と質問しても「だめだよ」「がまん」「漏らしたらお尻ぺんぺん」と許す姿勢を見せなかった。
拘束解除の午前1時18分が迫る中、ついに我慢できなくなった蘭茶みすみに、視聴者はおしっこを出すことを許す。残り2分にしておしっこを出し切ったことで、次回の拘束放置配信が確定した。
しかし、拘束放置配信は更に40分続いた。椅子に後ろ手で手錠を嵌め、腰縄で結び付けているため、手を前に持ってくることができない。鍵が胸ポケットに入っているため、身近にありながら解錠することができない。最初は楽しんでいた視聴者も、20分ほどもがくうちに「大丈夫?」「がんばれ」と本気で心配を始めた。初期からの視聴者も「エロ配信だと思ったら肉体の不便さを身を持って証明する神だった」と価値を再確認した。
最終的に同居人を起こして拘束を解錠。視聴者も「お疲れ様」と労いのコメントを投稿した。
拘束放置配信の魅力は、実際に縛られている人間がもがき苦しむリアリティさにある。VRを通じて、リアルの人間が演技なしの反応をしていることは、極めてリアリティが高いだろう。また、成人向け配信の目的は妄想の実現にある。拘束されている様子を実際に配信することは、視聴者によって監視されていることになり、ごまかしがきかない。自縛であるとしても、視聴者に支配されていることになる。しかし、私自身は、自分で掴んだ蘭茶みすみという存在で実際に妄想を具現化している。内心の自由を見た目の不自由という形で表現し、リアルの肉体をバーチャルを通じてリアルに表現する。自由と不自由、リアルとバーチャルの交錯するところに拘束放置配信は存在している。