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フラメンコのーと💃 〜ブレリアBulería①:ブレリアとは〜 (2024年5月31日)



フラメンコで知っておいた方がいい知識として

これまで解説を行ってきた

セビジャーナスSevillanas


と同じくらい重要な

ブレリア Bulería

という曲があります


語源については


似たような単語がいくつかあり

その辺りから派生しているのではないかと

諸説ありますが


何せロマ族に口伝えで伝わっていたフラメンコ

私にはロマの言葉はわからないので

その正確なところは分かりません
(すみません)


まあでも現在は

ロマさんたち以外でも

フラメンコを生業にする人達が増えていて

研究も進んでおり

フラメンコの木の様に

体系的に整理されていますので

コンパスのカテゴライズで覚えていただければ

大丈夫かと思います


このブレリアは

フラメンコのコンパスでいうと

12カウントでループするタイプのもので

テンポがとても速いのが特徴です


ではなぜ

このブレリアの知識が重要であるかというと。。

あちこちに登場するからです


フラメンコは

ヌメロ(ナンバー)と呼ばれる曲種があって

大きく分けると


12カウントサイクルタイプのものと

8カウントサイクルのタイプがあります


この12サイクルタイプの系統の曲を

フラメンコの踊り手がステージで踊る時


後半で

テンポの速いブレリアに切り替わって

最後に盛り上げて終わるので



まずこの盛り上げ部分に登場するというのが

知っておいた方がいい1つ目の理由



2つ目としては

フラメンコのステージが一通り終わったあと

舞台挨拶後に引っ込む前の余興として

出演者の踊り手がブレリアを一振りずつ踊ることがあります


という訳で

ここでもブレリアが出てきます


この他に

踊りはなくとも

ブレリアという曲種で

ギター独奏されるし


カンテソロ(ギターとカンテ(歌))でも

ブレリアは登場します


この様に

オールマイティなニーズに答えられるブレリアなので


フラメンコを楽しむためには

知っておいて損はなし

ということで


次回から

ブレリアの見方、聞き方、踊り方の

解説をしたいと思います🙂


実はこのブレリア

かつて自分もそうだったんだけど

踊りの練習生の中には恐怖症の人が結構います



なぜかというと

自由度が高いんですね
(日本人って自由にやっていいってのが逆に難しいんですよね😅)


でもコツを掴むと

恐怖心は楽しみへと変わります



見て楽しむ、やって楽しむために


次回から

ミニブレリア講座をやりたいと思いますので

楽しみにしててくださいね〜👋

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