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スマホ=私の新しい臓器

朝起きたら、まずスマホを手に取る。
SNSを確認して、昨日寝る前に見逃した通知をチェックする。
すると、知人から催促のメッセージが。
「Googleのデータ、まだ共有してくれない?」

ああ、家事や仕事に追われて、すっかり忘れていた。
急いで返信しながら、ふと思う。
もしこれがメールだけの時代だったら、相手も少なくとも一晩、いや二晩は待つのが当たり前だった。
でも今は、誰も待ってくれないし、自分も待てなくなっている。


最近は万歩計アプリでポイ活をしているから、
スマホは常にポケットの中にある。
もはやメガネと同じような存在だ。
「ないと困る」と思うけれど、困るどころか落ち着かないのだ。

バッテリーが少なくなると、なんとなく不安になる。
充電し忘れて外出すると、手足が一本なくなったような感覚に襲われる。
失くしたときの喪失感は…言葉にできないくらい大きい。
だからもう、スマホは臓器の一部なんだと思う。


でも、その便利さの裏側には、
いつもプレッシャーがある。

膨大な情報量に押しつぶされそうになるし、
「早く返信しなきゃ」とか「通知を無視したら失礼かも」とか、
見えない義務感に追われている気がする。

昔なら数日かけてじっくり考えたことも、
今は即決即答が求められる。
少し返信が遅れるだけで、
なんとなく後ろめたい気持ちになるのはなぜだろう?


最近、スマホが私の自由を吸い取っているように感じる。
通知の音が鳴るたびに反射的に画面を開き、
気づけば一日の大半が、スマホに支配されている。

スマホは臓器どころか、私の新しい上司だ。
自由を奪い、時間を奪い、気持ちを追い込んでくる。
疲れたな。
いや、スマホに疲弊させられているんだろう。

でも、手放すこともできない。
「ないと困る」という恐怖に縛られたこの関係は、
もはや複雑で面倒な恋愛のようだ。


こんなことを考えながらも、
やっぱりスマホを手放せない。
そして気づく。


私はもう、スマホの奴隷なのだ。

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