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ご機嫌な雰囲気

例年、12月は繁忙期だ。
だが今年は例外。

今日はそんな例年の繁忙期のような忙しさで。
なんだかいつも通りのような錯覚をした。マスクとか消毒作業があるから、そんなことはすぐに打ち消されてしまうけれどね。

仕事中、たまにお客さんと話をする機会があり、それがささやかな楽しみだ。

今日のお客さんは、にこやかで、ご機嫌な声で店員と会話する方々だった。
こういう日は俄然やる気が出る。こちらの声も弾むし、お店の雰囲気も良くなるから。
店員だって人間だ。相手をする時、面倒な人は最低限にしたい。

お客さんの様子を見ていたら、どうやら忘年会もどきのようだった。こんなご時世だし、きちんと配慮した上で、皆様楽しんでいた。
なんだか嬉しくなった。今日の食事を楽しみにしていたのが伝わってきた。

いつもだったら、お二階さんがバカスカお酒の追加注文してきたら、階段往復がキツくてもうやめてくれ〜と一度思い、その後心を無にして接客しがちなんだけど。
あまりに気持ちの良い追加っぷりで、まぁいいかな!!と思えた。

カレンダーを見たらボチボチ予約が入ってて、お店的に安心した。これが0近くだったら、本当に洒落にならない。

仕事するなら軽やかにやっていける雰囲気が続くようであってほしいな〜

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