日記/友達の恋愛
最近僕の仲良い友達が告白されたらしい。とても喜ばしい限りだ。恋愛運皆無な僕は至極純粋におめでとうと思えたその心に安堵した。ああ、まだ腐ってないなと思えた。
というのも僕は恋愛不適合者なのだろうなと二十歳すぎからゲイの業界に入り常々感じている。
この記事でも述べたように自身の恋愛観はまさにゼロで、例えるならRPGで最初に装備しているはずのボロボロの剣すら持っておらず、スライムの倒し方も知らないまま勇猛果敢に攻めていくくらい無知、無謀なのだ。
だから自分の友達に対して気を配るほどの余裕なんて持ち合わせてないだろうと思っていたが決してそんなことは無かった。ちゃんと心からおめでとうと言える人間でまだいられて心から嬉しかった。
ただその心の深層部にあるものはなんだ?なんで恋愛不適合者がそんな清い心を持ち合わせている??と自問自答するとそこには多分と諦めと無関心というキーワードがその清い心と思っていた表層を破りにゅぽっと顔を出しているなと感じた。
それは良くも悪くも友達というカテゴリーに割り振られた人間であるからこそなのかもしれない。だけどあまりにもそれは悲しいと純粋に感じる。
自分もいつかそんな飄々とした空虚な感情ではなく、いつかきちんと心から、無関心というものではなく、純粋やおめでとうがいえる日を目指して少し前向きに生きていきたいと思った。
おやすみなさい。
2022/7/17
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