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肉まんとピザまん

土曜日の午前中、家族で昼ごはんを買いにコンビニに行ってきた。

グミを買って〜とねだる次男に答えつつ、たくさんの美味しそうな商品が並ぶ棚を眺めながら、ランチを物色する。

妻は五目あんかけそば、長男と次男はチャーハン、自分は何にしようかと悩みながらふと、レジの方を見る。

ホカホカの肉まんが準備されていた。

中学生のころ、塾帰りには友達と肉まん買って食べながら、くだらない話ばっかしてたな…。
なんてことを思い出していると、久しぶりに食べたくなったので今日のランチは肉まんにすることにした。

コンビニでの買い物が終わり家に帰る。
いい感じにお腹も減ってきたので、ホカホカのうちにいただこうと、買ってきた肉まんの袋をあけると、うっすらと黄色味のある生地が見えた。

「これピザまんじゃね…?」

予感は的中。底に張り付いていた紙?みたいやつにはしっかり「ピザ」と書いてあった。

おいおいおい、よりによって肉まんとピザまんを間違えます?形も色も全然違うやーん。
同じ中華まんでも、こっちの食べたい感じは肉まんとピザまんじゃだいぶ違うんですよー。

そもそも、ピザまんは中華まん業界で市民権を得ていると思うけど、王道の肉まん、あんまんとは違い、やはり色物でしょう。
ピザまんを食べる時は、「よし、ピザまんを食べよう!」っていう、気持ちで食べるものだと思うんですよねー。
ああ、コンビニ行って交換してもらうかー?

とか悩んでいたけど、まぁ面倒くさい。
そもそもお腹が空いているので、早く食べたい。

もういいや、ピザまん食べよ。
パクりと一口食べてみる

「うまぁ…」

甘辛いピザソースととろりとしたチーズのハーモニー。記憶の中にあるピザまんより数段うまい。コンビニ業界のたゆまぬ企業努力を感じる。

そして、お腹も満たされ、noteのネタにもなり一石三鳥である。

あぁピザまんが食べれて良かった。

こうした偶然の出会いがいつも世界を広げてくれる。店員さん間違えてくれてありがとう!

休日の穏やかな昼下がりの出来事でした。

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