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産地別コーヒーの特徴:ブラジル

こんにちは、Hugoです。
今回はお勉強シリーズでブラジルのコーヒー豆について色々調べたことを書いていきます。

ブラジル産コーヒーの特徴

ブラジル産のコーヒーの特徴は、酸味が少なく、深いコクがあり、コーヒーとしてバランスが良いというのが特徴のようです。グレープジュースのような濃厚さとボディ感、ワインでいうところのフルボディに質感は言われることが多いようです。またコーヒーをイメージした時に想像する味に近く、昔からコーヒーといえばブラジル産というのが定着しているからだと考えられます。

ブラジルの場所

ブラジルは南米に位置し、赤道にもかかっている国です。北緯と南緯25°のコーヒーベルトにかかっています。ブラジルはアラビカ種とカネフォラ種を両方生産しており、コーヒー生産量が世界で1番多い国として知られています。
アラビカ種の栽培が盛んでブルボン、ムンド・ノーヴォ、カトゥアイなどが代表的なアラビカ種の品種です。ムンド・ノーヴォは病気に強い品種で、この豆とかトゥーラ種の交配した品種がカトゥアイです。こちらも病気に強くコンパクトな果実で収穫がしやすい品種だそうです。またカネフォラ種の栽培も盛んで世界2位の生産量を誇っています。

東南部の地域で生産が多くされているようです。
主な産地はミナス ジェレイス州、サンパウロ州、パラナ州です。近年は冷害も多く、ミナス ジェレイス州が中心になってきています。

コーヒースペック

品種:
アラビカ(ブルボン、ムンド・ノーヴォ、カトゥーラ、カトゥアイ)
カネフォラ(ロブスタとも言う)

評価方法:
スクリーンサイズと欠点豆の数
No.2~No.8(No.2が最も良いグレードです)

精製方法:
ナチュラル(非水洗式)、パイプナチュラル(半水洗式)

フレーバー:
チョコレート、ヘーゼルナッツ、カカオニブ、トロピカルフルーツ、白桃など。

推奨される焙煎度:
ハイロースト(中煎)〜フルシティロースト(深煎)

スクリーンサイズは豆の粒の大きさ、欠点豆は状態の良くない豆の数を指します。
ナチュラル精製はコーヒーの果実をそのまま乾燥させる方法、一般的によりワイルド味とフルーティさが増すとのこと。パイプナチュラルは薄皮を残して乾燥させる方法。
この辺りの知識は勉強中なので、今度まとめたいと思います。

実際に飲んでみる

ブラジルの中煎

ハイローストのブラジルを実際に飲んでみました。
王道のコーヒーで、酸味が少ないが奥の方にあり、深い苦味があります。
舌に残る余韻は長く、ブラジルの豆がたくさん飲まれてている理由がわかります。ナッツのような味わいというのも、アーモンドなどを想像していただくとわかるように、少し香ばしい香りがそうさせるのかなと感じました。

なんとなく、スペシャリティを出すコーヒー屋さんでブラジルと見ると物珍しさがなく選ぶのをやめてしまっていたのですが、スタンダードを知るということであれば、1杯目にブラジルを選ぶのはアリだと思いました。バランスがいい分、ブレンドコーヒーに使われることが多いという理由も頷けます!

ブラジルのコーヒー豆のことをたくさん知ることができました!
焙煎の仕方でも表情が変わるということなので、まだまだブラジルの豆も飲み比べてみたいと思います。


読んでいただいてありがとうございました!
今日はこの辺りで、Adios!


Hugo | ヒューゴ


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