劇場版ラブライブ!サンシャイン!!イタリア聖地巡礼記④
前回記事はこちら。
前置き
2019年4月~5月にイタリアへ聖地巡礼したときの旅行記となります。
日数は10日間、そのため記事も10パートに分かれます。
旅行時期がコロナ禍前であるため、本記事発行時点の情勢とは乖離がある可能性があります。
本記事は、2019年当時に書いた原稿を加筆修正したものとなります。
もともと自分用の備忘として書き殴ったものであるため、一部分かりにくい箇所がある可能性があります。
ラブライブ!サンシャイン!!については、こちら(公式HP)をご参照ください。
以下、ラブライブ!=「ラ!」、サンシャイン!!=「サ!!」と表記します。
4日目: 2019/4/28 (日) フィレンツェ観光
ホテル(フィレンツェ)―ウフィツイ美術館―洗礼堂―クーポラ―ジョットの鐘楼―ヴィラコーラ―ホテル(フィレンツェ)
ウフィツイ美術館への入場はあらかじめ予約してあり、朝8:10くらいに着く必要があったため、朝食を済ませすぐ出発。フィレンツェの街中は、欧州特有の歴史ある建物内に、有名ブランド店が軒を連ねている。最先端を行くブランドと、歴史ある建物の融合がなんだかいい感じ。道は普通にわかりやすく、ベネチアみたいにGoogleマップ内とやってけない場所ではない(ベネチアが特異なだけ)。
ウフィツイ美術館は開館直後でも、一般入場口には100人以上が並んでいた。予約者用窓口も20人くらい並んでいた。窓口で手続きを済ませ、飛行機の保安検査ばりの荷物チェックを済ませた後入場。
各展示室の絵画は、とにかくキリストにまつわる絵がめちゃくちゃ多い。ボッティチェリの作品は流石に自分でも知っているしすごい有名なので欠かさず写真に残す。
ただあまりにも展示物が多すぎて、知らないものは一目見ただけで通り過ぎるように。ほかの観客もそんな感じだった。展示を見終わったら、今度は何区画にもわたって土産屋が続く。そこで日本語のガイドブックを買う。けっきょくウフィツイ美術館だけで2時間半かかる。ようやく外に出て美術館入口付近に戻ると、行列待ちだけでなく、団体ツアー客の塊や露天商、観光警察や軍人、コスプレイヤーもいて、朝の比じゃないくらい人が集まっていた。
次はドゥオモのクーポラ入場。しかしここでトラブルに巻き込まれる。またか。
クーポラ入場待機列で待っているとき、顔全体に白粉を塗り、天使みたいな変なコスプレをした謎女と遭遇。強引に自分と同行者の手を取ったと思ったら、白粉みたいなのを塗った頬を無理やり擦り付けてくる。何度か繰り返した後、おまじない代とか言って現金を要求。「金はない!!」と訴えると、一瞬キツイ顔をされたがすぐ引き下がってくれた。この騒動のせいで、白粉で一眼レフが汚れてしまったのが腹立たしい。前に並んでいた外国人観光客が洗浄用ジェルをくれたので非常にありがたかった。
相手が「無料!プレゼント!」とか言ってものを差し出し、こちらが手に取ってしまうなど誤った行動をとって金を巻き上げられるトラブルは把握していたが、一方的に相手から攻めてきてこちらには何もさせない、というケースは初めて目にした。そう思うと、トラブルを経験且つ無事乗り越えられたいい経験になったのかもしれない。もう経験したくはないが。
トラブルを乗り越え入場。内部は階段続きでルートがよく分からなくなるが、看板の指示に従って進むと、クーポラにたどり着けた。
クーポラからは、赤い屋根の景色や山並みが良く見えて壮観。ジョットの鐘楼も間近でみることができた。景色を満喫したら階段を下ってドゥオモを退出する。
その後ジョットの鐘楼に向かう。少し前の時間帯は300人くらいの行列ができていたが、雨が降っているせいか行列が綺麗さっぱりなくなっていた。なので、すぐに鐘楼に入れた。すぐ入れた嬉しさとめちゃくちゃ混雑していないのとでテンションが高くなり、階段をノンストップで上っていく。
鐘楼の最上部からは、また絶景が広がっていた。遠景はクーポラからの景色と似ていたが、鐘楼からは、さっきとは逆でクーポラを間近から見ることができた。
フィレンツェのハードロックカフェに入って買い物をしていると、その間に自分の傘がなくなっていた。またトラブルである。ほかの傘と間違われるような場所には置かなかったが、付近に自分のと似た傘があったため、間違って自分のを持ってかれた可能性が高い。仕方ないので、代わりにその似た傘を持っていくことにした。
買い物を済ませ、ヴィラコーラ(フィレンツェの最高級ホテル、ここもサ!!の聖地)へ向かう。ヴィラコーラ前には、劇場版と同じ風景があった。感動。ただの道なのに、Aqours3年生が「迷走迷走メビウスループ」を踊っていた場所ということで感動。
海外旅行なのである程度仕方ないとはいえ、あまりにもトラブルが多い。
5日目に続く。