![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41152815/rectangle_large_type_2_b038eb73ff274fbaa115ebac231f685c.jpg?width=1200)
Rhinoceros7リリース
2020年11月からRhinoceros7が正式にリリースとなり、12月から国内販売代理店でも販売されるようになりました。
弊社ラムダデジタルエンジニアリングでも8月からRhinocerosの販売代理店としてAppliCraftさんのHPにも掲載され、ソフトウェア販売をスタートしました。
Rhinoceros7の新機能
いろんなウェブサイトの紹介やWIPの利用で新しい機能をご存じの方もいると思いますが、いくつかの新機能が追加されました。
1. サブディビジョンサーフェス(SubD)
SubDは、編集可能で高精度な形状を作成できる新しいジオメトリタイプです。高精度で有機的な形状のモデリングが簡単になり、SubDオブジェクトは高精度で、製造可能なソリッドに直接変換できます。スキャンデータまたはメッシュデータをSubDオブジェクトに変換し、そこからNURBSに変換することもできます。
2.QuadRemesh
三角形ポリゴンを四角形のクアッドメッシュにキレイに変換できます。更にSubDサーフェスに変換する事でRhinoceros上での形状調整が可能になっています。
構造設計関係だと、サーフェスからFEM四角形メッシュが一瞬ででき、EELを使って構造解析データもつくれます。よく多用していたKarambaのMeshBrepsと比較もしてみました。KarambaのMeshBrepsは、複雑な曲面に弱かったので今後はQuadRemeshがメインのメッシャーになりそうです。
3. RhinoInside
今回の新機能でも個人的に一番強力な機能がRhino.Insideです。
Rhino.InsideはRhinoやGrasshopperをRevit, AutoCAD, Unity, Console, Excelのような.NETベースでつくられたWindowsのアプリケーションの中で実行できるようになります。Rhino.Insideについてはhironさんが細かくまとめられておりますので、とても参考になります。
例えば、Excel内で3D描画やGrasshopperライクなパラメトリックスタディもでき、kananoさんが紹介されてます。これはすごい。Rhino操作に苦手な人でもExcelならパラメトリックスタディができそう。
Rhino.Inside for Excel。
— kanano (@_kkanano) June 19, 2020
まだあまり事例がないみたいなので試行錯誤しながら検証。
RhinoもGrasshopperも起動せずにExcelで完結する形で、ジオメトリ作成→パラメータ変更→形状確認→保存あたりはできた。#RhinoInside pic.twitter.com/h3xDZ3lJvr
私はクラウド計算させるためのコンソールプログラムでRhinoInsideを使ったアプリケーションを現在開発しているところです。
GitHubからmcneel公式のC#のソースファイルダウンロードできるので試してみてください。これを公開するのもmcneelの心意気を感じますし、これからRhino.Insideを使ったオリジナルアプリケーションがたくさん出てきそうです。
個人的にお勧めの新機能は上記3点でその他の機能は公式サイト等でも確認できます。
Rhinoceros7の販売製品、販売価格
弊社では以下の商品を取り扱い、公式よりも少しお求めやすくしております。金額は税抜き価格です。
・Rhinoceros7 商用版 ¥144,000→ ¥136,800
・Rhinoceros7 アップグレード商用版¥57,000→ ¥55,000 (2020年3月まで)
Rhinoceros7 アップグレード商用版¥86,000→ ¥83,000 (2020年3月以降)
・Rhinoceros7 教育版 ¥35,000→ ¥34,000
・Rhinoceros7 アップグレード教育版 ¥18,000→ ¥17,500
・Rhinoceros7 ラボラトリーライセンス ¥180,000→ ¥175,000
・Rhinoceros7 アップグレードラボラトリーライセンス ¥60,000→ ¥58,000
購入にあたっては以下の内容をご確認お願い致します。
納品物はライセンスの書かれたPDFとなります。
ライセンスはWindows・Mac 共通となります。
ユーザーサポート費用は費用には含まれておりません。
CD-ROM 等プログラムインストール用メディアは含まれていません。
製品のインストール手順は納品物をご確認の上、お願いします。
購入方法
以下の注文書に注文日、数量、氏名を記載してメールアドレスに添付して送付お願いします。注文内容に基づいて請求書を作成し、入金確認後、ライセンスを送付させて頂きます。なお、注文後のキャンセル等はご遠慮頂きます。
発注書送付先Email: info@lambda-digital.co.jp
@は半角にして頂き、メール送付の際は氏名や連絡先がわかるようにしていただけると確認しやすくなります。
Rhinoceros7はますます使いやすい、開発しやすいソフトに進化しています。キャンペーン期間中にアップグレードすることをお勧めしております。なお、株式会社DIXの方でリリースしているEELについてもRhinoceros7でも使用できることを確認しております。
なお、EELチャンネルも開設しましので、ご視聴、ご登録よろしくお願いします。