アロマセラピストという職業資格(英国ITECで)自分を守る方法を学んだ
サラリーマン生活で体調を崩して簡単な使い方にも関わらず、どんどん体調がよくなったことが不思議で本場のアロマセラピーを知りたくなってのイギリスアロマセラピー視察短期留学。
ケント州にあったそのアロマセラピースクールはハーブ畑の中にあり、アロマセラピーレッスンの時に畑で採取したハーブで蒸留したであろうエッセンシャルオイルを数本頂きました。
その時の体験でアロマセラピーは医療と関わっている深いものなんだと実感、私みたいに病気までではなくても体調の良くない人の助けをする次の仕事がしたい!と思って帰ってきました。
イギリスでは補完療法のアロマセラピーとして根付いていて、誰でもアロマセラピストのという職業があるイギリスではアロマセラピストの生業となるアロマトリートメントを受けに来る環境なんだと…私もアロマセラピストになりたい!と思って帰ってきました。
実際、数年後には解剖生理学試験を受けなければ、受講できないITEC認定アロマセラピスト資格を取得し、アロマセラピストとして生業を始めました。
ですが、イギリスの様に一般的にエステティックとアロマトリートメントの違いを認識されてない日本では、アロマケアサロンだけの運営は難しいものがあり、これまでサラリーマン時代に経験した化粧品業界の慣れている仕事としてアロマセラピストが行うリンパマッサージではないリフトアップフェイシャルケアも加えて、かつアロマコスメ(ジュリーク)もおいてサロンもしながら、アロマセラピースクール運営もしていたのです。
最初に訪ねたケント州のアロマスクールは補完療法のアロマセラピー(おそらくIFPA)だったのですが、ITEC認定アロマセラピストはビューティケアもする人達もいたので、経験値が活かせたというところでしょうか。
ですが、最初にアロマセラピーに興味を持ったのは私の様に体調を崩した人達のケアをしたいという志でアロマセラピストになったので、
東京などの首都圏のように海外のアロマセラピスト資格を持つ人たちが職業として病院でボランティアとしてではなく活躍できているように、地方でも認知されることを願いながら、売り上げの一部を立ち上げたNPO法人に寄付をして卒業生たちと補完療法のアロマセラピー普及活動をしていいたのです。
が…、コロナ渦以降、結局、NPO法人もたたむことになってしまいました。
アロマセラピストという職業に関心のない人たちに無理にアロマセラピーを使ってもらったり、アロマトリートメントをしてもらおうとは考えている訳ではなく、エステティックの好きな人はそちらへ、
ですが、アロマセラピーの好きな人はこちらへどうぞ、という感覚で日々、ハーブやアロマセラピーと関わって生活しています。
違う志向を無理に合わせる事なく、邪魔することなく、強制することなく、
多様性の時代、みんなが好きなこと(趣味だとしても)できる環境がホッとしますね!
という訳で、
香りの好きな人達に安全に使えるようにアロマセラピー発信をしていこうと思います。
好きなことは突き詰めないと気が収まらない性格、結局、ITEC認定アロマセラピストとしてエッセンシャルオイルの成分を勉強したので、イギリスに伝わる前のフランスの医者が処方して漢方の様にカプセルのに入れて飲む使い方が主となるフランスのメディカルエッセンシャルオイルの成分の勉強もしながら…、敏感肌の私は飲めるくらい安全なメディアカルエッセンシャルオイルをサロンでアロマトリートメントしてたり、自分や家族に使ったりしています。
アロマトリートメントをすると、アロマセラピストも手からエッセンシャルオイルが吸収されるので、フランス流の濃度の濃い使い方ではなく英国流の希釈しアロマトリートメントする使い方でです。
アロマセラピストを守る方法も学んだITEC認定アロマセラピストの希釈量でアロマトリートメントをすることを今後も守って仕事をしていこうと思います。
往々にして、メディカルと名前のつくメディカルアロマテラピーの方がいいかのような印象を持つもしれませんが、
あくまでフランス式のメディカルアロマテラピーは、私たちアロマセラピストが行うケアを行うイギリス式のホリスティックアロマセラピーと違い、
もともと医者が病気の治療のためのカプセルに入れて飲ませるなど、
日本でいえば、漢方の様にフランスでは使われていたものです。
過去に、マッサージマシーンの様に施術するだけは嫌だと、温泉施設で働いていた生徒さんがきてアロマトリートメントを教えたことがあります。
JAAのスクールの方たちにフォローしてもらいながら、無事に終了した後に、北海道の地元の地方都市に戻ってから、メディカルアロマテラピーをしているサロンに勤務することになったらしいのですが、メディカルアロマテラピーを謳っているだけに、濃度の濃い状態で施術していたらしいオーナーの方が施術できない状態になったと聞かされたそうです。
イギリス式のマッサージトリートメントを生業とするアロマセラピストという職業のあるイギリスでは、一日一人を施術する訳ではないアロマセラピストという職業柄、アロマセラピストを守るための決まりがあります。
彼女にもせっかく学んだアロマトリートメント技術を途中で不本意に辞めることなく、続けられるアロマサロンが近くにあるといいな、と心からそう思います。