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初めての方にも、シンプルで、とても入りやすいシヴァナンダヨガについての解説です。シヴァナンダヨガを説明する前にまず、スワミ・シヴァナンダがどんな人だったのかお伝えします。スワミ・シヴァナンダは、インドの偉大なヨーギにして聖者です。裕福なバラモンの家系に生まれ、母国インドや海外でも医師とし活躍していました。しかし、肉体だけの治療だけでは人を救えないことを悟ります。そしてスワミ・シヴァナンダは人類の魂の救済のために自身の地位や名誉などあらゆる俗世を捨て、ヒマラヤの山奥で求道生活に入り、人類への奉仕とヴェーダーンタ研究にその生涯を捧げました。インド・ヒマラヤのシヴァナンダ・アーシュラムでスワミは、どんな求道者をも迎え入れ、また多くの傑出した弟子を育てました。

その弟子のひとりがラージャ・ヨーガの大家であるスワミ・ヴィシュヌデヴァナンダです。師匠であるスワミ・シヴァナンダの核心的な教え『奉仕しなさい、愛しなさい、与えなさい、浄めなさい、瞑想しなさい、悟りなさい(Searve,Love,Give,Purify,Meditate,Realize)』を、スワミ・ヴィシュヌご自身のラージャ・ヨーガ、特にハタヨガに体現し、世界中に広めました。それが現在の世界的に有名な古代インドの聖典の教えにのっとったインド正統的ヨガの流派であるシヴァナンダ・ヨガなのです。

シヴァナンダヨガは、「2種の呼吸法(プラーナ・ヤーマ)」「太陽礼拝」「基本12ポーズ」「2つのマントラ」で構成されています。シヴァナンダヨガの12ポーズは、背筋や筋肉を前後に動かしてストレッチでバランスを取り柔軟にします。まら、プラーナ(生命エネルギー、気)や血液の滞りを矯正し、背骨から頭蓋骨に至るまでに存在する7つのチャクラの覚醒させます。さらに細胞を活性化し、内臓や器官を強化し、ホルモンや自立神経のバランスを整えます。現在主流である身体を動かす事を重視したヨガに対して、シヴァナンダヨガはあらゆる病気や不調の改善がなされること、それ以上に本来人間の核となる精神力、そして生命力を向上させ、さらには魂の救済に近づくヨガといえます。またシヴァナンダヨガでは、ヨーガ哲学、特にヴェーダーンタやバガヴァッド・ギーターなどといったインド聖典を学ぶ機会もあるのも特徴です。

シヴァナンダヨガは、心と身体の安定を図る手段として日常生活に取り入れやすく、身体や精神的な悩みなどストレスを抱えやすい現代人にひじょうに適したヨガです。初心者から上級者まで、幅広いレベルに対応しています。シヴァナンダヨガ講師すべて、出家僧のスワミとともに、1ヶ月間海外のアーシュラムで規則正しい厳しいトレーニングを受け、試験を受けて卒業しました。またシヴァナンダヨガ講師は、通常の一般向けの幅広い層に対応可能なベーシックなシヴァナンダヨガから、マタニティヨガ、高齢者ヨガ、キッズヨガなど、生徒さんのニーズに合わせてインストラクションできるように訓練されているのも特徴です。

愛と優しさをいっぱいありがとうございます!