国道134号
【療養日記2024 6月25日(火)☁️】
朝のウォーキングがしんどく感じるくらいに蒸し暑い。熱中症情報では「警戒」だったがクールタオルを忘れたり何も飲まずに家を出たりで途中でだいぶ辛くなったので自販機で飲み物を買って小休止するくらいだった。
自分自身去年に較べてもだいぶ体力が衰えてしまったような気がする。
野菜即売所の日だったのでネギと大蒜、プチトマトを買う。野菜も夏の物が多くなってきた。
家に帰って身体を休める。何の気なしにツイッター(Xとも言うらしい)を見ていると自分のツイートに以前の日記でも書いた悪友のOが即応し、しばらくのやりとりをしている間にどうやら近くに来ているようなのでお昼でも食べるかと言う事となる。
Oは先月の連休明け位に心臓疾患で倒れて搬送され、十日ほど意識のないままCCU(循環器疾患集中治療室)で集中治療を受けて一カ月ほど入院生活をしていた。言うなれば生死の境から帰ってきたばかりだった。
今日は港南台に住むお兄さんのところに用事があって来たというので本郷台駅で待ち合わせ、ちょっとドライブがてら鎌倉を通って海岸線沿いの国道134号線を流して茅ヶ崎へ。当初の目的地はOが倒れる前茅ヶ崎 FMの立ち上げの仕事をしていてスタジオの横にカフェがあるのでそこに行こうということだった。
せっかく都内から、しかも三途の川を見て帰ってきた友人が来るのだからこのくらいはしようと海岸線を流す。
鎌倉へ行けば平日でも外国人だらけでその様子は車から見ると普段から小町通りを歩いている時と較べても見え方が違う。
生憎天気は曇り空でしかも湘南だけは雨予報だったが派手にザーッと降りだすほどではなかった。
当初は茅ヶ崎FMのある市役所を目指していたが西浜にハワイアンのファミレス(多分すかいらーく系)があったのでそこでお昼を。
毎度のことだが寡黙な自分に対してOはマシンガンのように話をするが、その内容は放送作家らしく番組裏話や通らなかったり通すのに躊躇された企画の話などが多くとても面白い。お昼のR1の「ひるのいこい」の話などとにかくラジオ好きにはたまらない。
しかし何よりも生死の淵を彷徨いながらも生きて帰ってきてくれた友が目の前で相変わらず止まらないトークをしてくれることが嬉しかった。
夕方から秋葉原に注文した機材の部品を取りに行くというので大船で別れた。根岸線に乗ってゆっくり行くようなことを言っていた。
帰ってきてまだ明るく、蒸し暑かったのでその後は家でノンビリ過ごす。アマプラで何か映画を観ようと思ったらおすすめの筆頭に「20世紀少年」が出てきたので三日かけて観るつもりで第一章からスタートした。
内容は今観るとツッコミどころも多いが、おバカチックでテンポの良いノリは楽しい。
今日は当日のノリで友人と会う事ができたがいつになってもこんなノリで会える友人がいるだけでも自分は恵まれていると思っている。
そろそろ終活も意識しているのに身の周りの一つも片付けられない。それならせめて今後は一切友達は作らず、代わりに旧交をもっと大切にしたいと思っている■
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