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お遍路ウォーキング日記(155:四十七番八坂寺へ)

【2024年6月8日(土曜日) Day 155】

 今日は家に着いたらちょうど次の札所の四十六番浄瑠璃寺に到着した。

 ということでこの浄瑠璃寺について簡単に書こうと思う。

 この寺は行基菩薩がこの地を訪れた際に薬師如来を本草にして建てられたものだという。それから百年以上が過ぎすっかり荒寺になったところを弘法が再興させる。

 その後も寺は栄えるも18世紀には失火でほぼ焼失してしまうも、地元出身の住職が全国行脚の托鉢を行い再度寺は復興したという。

 このお寺の魅力はこぢんまりとした境内の中の「先の見えなさ感」だ。木々で覆われた境内の奥深さと静寂がたまらなく魅力的である。似た雰囲気を持つのが二十九番土佐国分寺、八十番讃岐国分寺などだと思う。どちらも好きなお寺だ。

 次の札所の四十七番八坂寺は目と鼻の先だ。途中に八坂寺の駐車場「衛門三郎えもんさぶろうの里」があり、車で来たお遍路さんや団体お遍路様御一行たちには馴染みの場所だ。

 バイクや自転車のお遍路は浄瑠璃寺の真横に車を駐められる。どちらにしてもそれほどの違いはない。また浄瑠璃寺の道路向かいには有名な遍路宿の長珍屋があるが、オフシーズンの時には閉館している■

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