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鎌倉散策

【療養日記2024 4月18日(木)☁️|☂️】

 朝のウォーキングから帰って来るとくたびれ切って家の中で横になること増えてきた。以前ならその後何処かに出かけることも多かったが、今は殆どない。まだ身体の中に金属棒が入っていたときの方がお昼を食べに出かけたりと積極的に外出をしていたように思う。

 今日はNHKテキストの発売日。新年度からは「まいにちハングル講座」一本のみを続けている。去年度聴いていた中国語はたまに聴く程度。ステップアップハングル講座は以前聴いていた講座の再放送が始まったので六月以降から再開の予定。

 今の僕は月に一度のこのNHKテキスト発売日くらいしか外出をする理由もなく、この時にテキストと文春を一緒に買い、時々他の本も買って帰ってくる。

 今日もいそいそとバスに乗り込んで藤沢に行き、まずは高校生の頃から行きつけにしていたお店で早めの昼食。その後で書店に行くも、

 お昼食べてテキスト買えばちょうど帰りのバスにも間に合うのにすべてが番狂わせだ。

 仕方がないので折角藤沢に来たのだから江ノ電にの乗って鎌倉にでも行こうか思い立つ。しかし電車に乗って程なく睡魔に襲われ次に気がついたときには海浜公園前、その次は江の島駅を出るところだった。せっかくの海岸線も見たんだか見てないんだか分からぬくらい。

 電車が極楽寺の駅に停まったときに寝ぼけ半分で立ち上がって電車を降りる。理由が自分でもよく分からないが極楽寺の駅で降りてその後鎌倉駅まで歩くことにした。

極楽寺駅 桜は散っていた

 極楽寺の駅から鎌倉方面はまず極楽寺の切り通しを通る。この道は確か星の井通りと呼ばれていて最後は由比ガ浜に出る。その手前に長谷駅がある。

 極楽寺を出て程なく成就院というお寺があり、前々から行ってみたい場所でもあったので立ち寄る。真言宗のお寺で本尊は不動明王。由比ガ浜が見下ろせるロケーションは絶景スポットだ。

成就院から見た由比ガ浜

 このような高い場所にある不動明王というのは海難から地域を守る波切不動明王が多いが、ここのお不動様は縁結びのご利益あらたかだというので海難とはあまり関係はないのかも知れない。

 縁結び、個人的にはもう十分だ。本当にこれに関しては恵まれたと思っている。反対に今は不要な縁を絶ちたいくらいに思っている。お不動様のその剣(倶利迦羅くりから剣という)で断ち切ってもらいたいものだ。

 成就院から坂を下ると星の井という井戸があり、そこからは道も平坦になる。人気のパン屋さんや歴史のある和菓子屋さんなどがありちょっとした観光スポットでもある。この一帯を坂の下と呼ぶ。

 長谷駅からは海沿いからは離れて由比ガ浜通り沿いを進む。この通りは鎌倉の中心部と長谷寺や大仏のある長谷地区を結ぶ幹線。通常長谷エリアへは江ノ電や藤沢行きのバスに乗るがここを時間をかけて歩くのも楽しい。

 由比ガ浜通りの六地蔵近くに平日しか開かないおにぎり屋があるので折角だから立ち寄る。

かまくらむすび茶屋
金・土・日は休業
おにぎりは大きめ 具だくさん

 おにぎり屋でひと息入れると由比ガ浜通りを踏切のある場所まで進み、そこからはお馴染み御成通りに入って行きつけのカフェ、The Good Goodiesでお茶を飲む。休んでばかりだが今の僕はこんなペースで身体を気遣わないと直ぐに倒れそうになるくらいの眩暈に見舞われる。

 十分に休憩をしたら裏駅まで歩き、江ノ電に乗り込んで藤沢へ。そして有隣堂に行って先程は買えなかったNHKテキストと文春を買ってバスに乗って帰った。バスに乗る時には雨も降り始めていた。鎌倉を歩いている時に降らなくてラッキーだった。

 たまたま書店で今日発売の本が入っていなかっただけてこれだけ非日常的な時間を過ごすことができたのは自分としては楽しかったと思う。常々思うことだけども鎌倉が近くて本当に良かったと思う■

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