見出し画像

エアコン顛末記

【療養日記2024 1月21日(日)☂️→☁️】

 我が家のリビングにあるシャー○製のエアコンが(今日はこのような感じで何度でもメーカーの名前が出てくる、その回数で腹立たしさをお察し頂けたらと思う)先月中旬くらいから室外機の音が大きくなってきた。それこそ窓の下をバイクが通過するくらいのうるささ。あまりにうるさいのでご近所迷惑にもきっとなると思いエアコンを使うのを自粛していた。昼の間少しだけつけ、部屋が暖まったらすぐに止める。夜も寒いのに使うのを我慢していた。あまりにひどいので修理を依頼する。その修理の直前についに故障をして全く動かなくなってしまった。

 最初に修理工が来て診断をしてもらうとコンプレッサの故障でコンプレッサを交換しなければならないということでその日は修理ができず。

 次にコンプレッサ交換工事を行ったのがクリスマスの日のこと。交換が終了すると室外機の音もピタリととまり何もなかったかのように動き始めた。

 ところが三日と経たずにまた動かなくなってしまう。これはコンプレッサもさることながら同時に他の部分も故障したのかと思いすぐに再修理を依頼するも、年内に修理には来てもらえなかった。

耐用年数10年なのに4年で壊れてしまったシ○ープ製のエアコンが働かないために年末年始はとにかく寒い思いをしたし、妻が休みの時は家を暖められないので外出するより他に手立てがなかった。外出も立て続けだと疲れて身体に障る。

耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサまで交換してもまだ動かないシャ○プ製のエアコンのおかげで体調も崩してしまい年末年始はちょっと風邪気味で過ごさなければならなかった。

 二度目のエアコン修理は今月6日。今度は室外機の基盤を交換。その際には使用環境について指摘される。わんこの毛やリビングとキッチンが直結しているところなど確かに気をつけなければいけない点はあったにはあったが耐用年数10年なのに4年で壊れてしまった理由になるのかどうかわからない。修理工はこれで様子見をして動くようなら来週基板の交換費用をもらいます。また壊れたら基板を回収に来ますと言って帰っていった。

耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサまで交換してもまだ動かず室外機の基板まで交換した○ャープ製のエアコンがちょっと心配になりここで初めて新しいエアコン買い換えを検討する。まずは近くのヤマ電に行きいろいろと最新のエアコンを見る。国内家電メーカーでエアコンと言えばダイキンがやはり定評がある。国内で自社コンプレッサを作っているのはダイキンと三菱だけで、他のメーカーは海外受注だったり海外で作るらしい。そんなわけでいざとなったらこの二社から新しく買うかねと買い換え話に本腰を入れる。

 そして基板交換のその晩には耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサまで交換してもまだ動かず室外機の基板まで交換したシャ○プ製のエアコンが再び故障した。もう動きたくないのだろう。これで新たにエアコンを買うことを決意。

 数日後エアコンの修理工からエアコンは動いていますかと連絡をもらったので、

「動いてません」

 と答える。修理工も何度も来てその度に頭を下げ、一生懸命にエアコンを直してくれたが努力の甲斐も空しく耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサまで交換してもまだ動かず室外機の基板まで交換したシャ○プ製のエアコンは働くことを拒否することを選んだようだ。

 修理工も申し訳なさそうに、取り付け直した新品の基板はそのままでいいですといい、ここでエアコン買い直しが決定。

 先程も書いたようにエアコンはダイキンか三菱に絞っていた。リビングにある耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサと室外機の基板まで交換してもまだ動かないシャ○プ製のエアコンの前に使っていたエアコンがたしか東芝で、そちらも全く同じ条件で使って10年近くも全く故障知らずだった。

 なので次のエアコンのメーカーもこのあたりにしたかった。ちなみに僕の部屋のエアコンは現在三菱、冷房にしか使わないが全く問題ない。そしてそのエアコンの前はダイキンだった。こちらはほぼパーフェクトだったと言ってもいい。

 とにかく耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサと室外機の基板まで交換してもまだ故障の道を選んで全く役に立たないシ○ープ製のエアコンに比べたら東芝も三菱もダイキンもしっかりしたエアコン作りをしていると思う。

 そのエアコンを買い換えた理由は内部清掃に限界を感じた事と省エネモデルではなかったことであって、どこぞのエアコンのように耐用年数の半分にも満たない間に壊れてしまったわけではない。東芝のエアコンもルーバー部分が壊れたのとやはり省エネモデルではなかったので買い換えた。買い換えたシ〇ープのエアコンがまさか耐用年数の半分にもならぬうちにあっけなく壊れてしまうとは夢にも思っていなかった。

 カタログやネットの評価などを参考に三菱のエアコンを選んで早速注文。数日後には家に到着。取り付けは12日だった。しかし取付に来たエアコン技師がエアコンを見てひとこと、

このエアコン、重たくて取り付けられませんよ。

 の一言。壁に穴をあけなければ重くて取り付けられないくらいの大きさだった。壁に穴をあけるわけにはいかないので(その辺り分譲マンションでも共用部分に関しては規約がうるさい)工事は中止にし、エアコンの買い換えの段階にまで戻ってしまう。

 その数日後には最初に買ったエアコンの下位機種で重量も問題のないタイプのものを第一候補にしぼったのだが、この時点ですでに耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサと室外機の基板まで交換してもまだ動かない○ャープ製のエアコンの室外機からけたたましい異音が出てからひと月が過ぎている。

 それを思うと我が家は足かけ二年の間耐用年数10年なのに4年で壊れてしまいコンプレッサと室外機の基板まで交換してもまだ故障の道を選んで全く役に立たないシャー○製のエアコンに振り回されていることになる。物凄く腹立たしいのはお分かり頂ける事かと思う。

 さて、こうして再びダイキンと三菱の部屋に適したエアコンをあれこれとネットで見たり、家電屋に行って実物を見たりして数日後に再度選んだ新しいエアコン(三菱製。カバー写真)が我が家にやってきたのが18日のこと、そしてその取り付けは21日。この後雨が降って取り付け工事が日延べになりそうになったり、エアコン技師が道具をなくしてしまい工事ができなくなってしまうなどというハプニングはあったがエアコンが無事取り付けられて我が家のリビングは1ヶ月以上ぶりに暖かい空気に満たされるようになってまずはめでたしめでたしである。

 もうしつこいのでこれ以上は旧早川電機製のエアコンに関しては触れない。しかしこれが原因で我が家に旧早川電機製の新しい家電は白物、黒物問わず二度とはやって来ないことは決まった。残された我が家の旧早川電機製家電は洗濯機がそうだが、これも壊れたら絶対に他メーカーのものを選ぶだろう。しかし洗濯機は思いのほか優秀で不満は一切ない。

 今回エアコンが壊れて他のモノを新たに買おうと思った決定打は耐用年数10年なのに4年で壊れてしまった本体の故障もそうだが、クラウドサービスの度重なるエラーで使いたいときや動いてもらいたいときに役に立たなかったということも理由にある。

 エアコンを取り付けたエアコン技師も、複数の家電屋の店員も口をそろえ「あそこのエアコンは故障が多いです。」と言っていたのでこれに関しては間違いないのだろう。もっと早くに知りたかった。ちなみにエアコン技師にどこのエアコンを使っていますかと訊いてみると、

うちはダイキンですよ。それも安いの。余計な機能が一切ないダイキンのベーシックモデルが一番頑丈ですね。

 と、意外なのかご尤もと言うべきか分からない返事がやってきた。たぶんお勧めしないエアコンのメーカーはどこでしょうと訊いてもズバリ答えてくれそうな勢いだった。訊いておけば良かったかな。安いダイキン、これは本当にそうなのだろう。

 この技師さんは家に大型・中型犬を4頭も飼っていて我が家と同じようなエアコンの使い方をしているのでそんな人が酷使して堪えられるタフなモデルということでもある。

 こうしてエアコンの取り付けが終わると今日は半ば妻の用事で中華街へ。このところエアコンのことであれこれとトラブルが多く、最後の最後までいろいろとトラブルがあったのでこんな時はお寺や神社にお詣りに行った方が良かろうと思い媽祖廟まそびょうと関帝廟にお詣りしてきた。また関帝廟は商売の神様でもあり、妻がハンドメイドのブランド「流れ星みっつ」の活動がうまく行くようにとお詣りしていた。

 中華街での用事は先日出初式の日にペット博に行った帰りに年始で挨拶にいった市場通りの外丸繊維工業さんに少し記事をもらったそのお礼に看板犬ミルクちゃんにつけ襟を作ったのでそれを持って行き、新たに生地を仕入れることが目的だった。妻の目的は全部達成できたがせっかく中華街にきたのだからと元町にまで足を伸ばして適当に歩き回ってきた。中華街ではフカヒレ専門店でランチをしたりや鵬天閣の小籠包や萬金楼で豚まんを食べ、元町のカフェでお茶を飲み、とにかく夕方から遊びに行ったのにずいぶんと楽しんできた。

 そして帰って来ればエアコンがリビングを暖めて迎えてくれるこのありがたさを久しぶりに感じることができた。我々も嬉しいがこの1ヶ月ほど家の中でも服を着ていたわんこもホッとしたに違いない■


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?