療養日記 2022年5月2日 『미스터 션샤인』
タイトルは「ミスター・サンシャイン」ハングル読みだと「ミスト・ションシャイン」。最近一人で観ている韓流ドラマの中でのめり込んでいる一作。初めて韓流の時代物を観ている。とは言え朝鮮王家と両班が絶大な権力を持つ典型的な韓流時代劇とは違い時代は19世紀の江華島事件の頃。朝鮮は帝国としての勢いもなくし日本に好き勝手にされ、そこにアメリカも入り込みまさに朝日米の三つが入り混じる漢城(今のソウル)が舞台。
このドラマは主演にイ・ビョンホンが登場。昔映画の「JSA」の演技があまりに良く、韓国の俳優ではかなり以前より知っていた。とまあ、時代設定やら何やらが面白くてはまる。もう一つにはヒロインを演じるキム・テリという女優、以前観た「二十五、二十一」にも出てきたがこの人がお気に入り。何年かぶりにいいなぁと感じる女優。
時代設定から日本人もたくさん登場するが、ホンモノの日本人はいない。それなのに日本語のセリフが多くてどれも外国人の発音とすぐにバレてしまう。韓国の人が見る分にはバレんのだろう。しかし日本人が見ると発音の甘さが目立つ。韓国の人は相当努力をしないと日本語の「つ」「ず」「ぜ」「ぞ」などは発音できない。それぞれ「罪深い」は「ちゅみぶかい」「ずるい」は「ちゅるい」「全然」は「ちぇんじぇん」「数える」は「かじょえる」と例を挙げればいくらでも挙げられる。それがそのまま出てくるから日本人を演じているのも韓国の俳優なんだなとわかる。
もう一つには反日の考えはどこかにまだあるのか、反日とは思っていなくても日本人はこうだと言う意識も伝わる。妙に極悪非道な人物がいたり、愚鈍すぎる人物を嘲笑しているような印象も受ける。
もう一つにはちゃんとした考証人がいないのか、残念と思えるところもある。たとえば着物を着た日本女性がよく登場するのに一部は左前で着物を着ている。アンタのとこのチマチョゴリを左前で着るやつがいるかと突っ込んでやりたいところ。さらに悪役的存在な日本軍が出てくると必ず旭日旗が登場するがその時代から旭日旗ってあったのか、あったとしてもそれが使われていたのかなとコレも疑問に思う。あとは街中に見かける日本語の看板の文句、それもその時代のものかなと思うものがいくつかあった。基本韓国の人は日本語のひらがな、カタカナは勉強でもしない限りは読めない。漢字も我々が思う程は読めない。なので他のドラマを見ていても頭の良い人のイメージ付けに漢字の知識のある人のシーンがよく登場する。現代韓国人が漢字を知らないのは反日感情の副産物と言える。
とまあ、ストーリー的には面白いが細部にはツッコミどころも多いドラマだ。
今日は何もしなかったのでドラマについてつらつらと書いてしまった。いい天気だったのにいざ散歩にでも出ようかと思ったら突然曇りだし土砂降りになり雷雨にまでなる始末だ。気圧もだいぶ下がったみたいで全身辛かった。
明日はあまり気が乗らないが幕張メッセまでペット博と言うイベントがあり朝が早い⬛︎