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お遍路ウォーキング日記(273:一番霊山寺へ ⑦)
【2024年10月4日(金曜日) Day 273】
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今日の場所は旧市場町のだいぶ中心のあたり。道は二つに分かれているがこの先は左側に進み、正にこの場所で県道2号線と別れる。このみちを左に進むとしばらくして阿波市役所もありその横を通過して東へとひたすら向かう。
今日は以前に書いた蝋燭や線香に火を着ける道具、即ちライターについて書こうと思う。
初めての巡礼のときにはウインドミルのターボライターを愛用していた。煙草も吸っていたので煙草も蝋燭も線香もこれで火を付けていたのだが、当然のことガスがなくなる。ガスがなくなった後はコンビニで普通の使い捨てライターを買って使っていたが使い勝手が良くなくどこかのホームセンターでガスボンベを買って最初のターボライターを使っていたが、今度はそのライター自体が壊れてしまい、どこかの札所の納経所で売っていたチャッカマンのミニサイズで「お遍路くん」と名前の付いたものを買った覚えがある。
これは画期的で巡礼用品の主力打者だなと思ったものだ。しかしターボライターのあの威力を知るとやめられなかった。
その後ホームセンターで中に使い捨てライターを入れるタイプのトーチライターや、キャンプ用品の首が伸びるターボライターなども試したが、どれもターボタイプが使いやすかった。逆に前々からZippoはスペアでは持っていたが巡礼向けではないなと思った。
ライターなんてモノは使う者の好みが出てしまうけど、僕は個人的にはターボタイプのライターが一瞬で着火できるので好きだった。あとは首の伸びるタイプのライターの形状が使いやすかったと思う。
墓参の定番チャッカマンも良いには良いが大きすぎるという難点がありあまり使ったためしがない。その点「お遍路くん」は秀逸。今でも妻はこれを愛用している。
当時は煙草をよく吸ったいたので巡礼で使うライターは煙草の点火にも使ったものだ。最初こそ煙草用ライターを巡礼用にも使っていたが、徐々に巡礼用ライターを煙草の点火にも使うようになったと言った方が良くなってきたのかも知れない。
火を着ける道具も煙草を吸っているときにはこだわりもあったが今ではそんなモノもまるでない。火が着けられればそれで良いのだ。けどこれだけはハッキリと言える。ライターなしでは巡礼は成り立たない■