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お遍路ウォーキング日記(118:三十九番延光寺へ ⑫)
【2024年5月2日(木曜日) Day 118】
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宿毛市の平田町に入り国道56号線もいよいよ直前にまで近づいてきた。
この場所から数百メートルほど手前に「お雪供養塔」というものが遍路道の目印になっている。
土佐物語によれば応仁の乱で中村から逃げ延びて来た一条家の四代目が鷹狩りでこの地を訪れた際に土地の娘を見初めて足しげく通うようになり、そのために為政を蔑ろにした為に家老達に幽閉されてしまった。
それを聞いた娘がこの場所で身投げをした事からこの場所に「お雪供養塔」が建てられたという。
これを機に一条家は長宗我部に土地を追われてしまうこととなる。
そんな歴史の変化の切っ掛けとなる人物に関する場所柄すぐ近くにある。
明日はおそらく札所三十九番延光寺を打つことができると思う■