続・お遍路ウォーキング日記(62:二十四番最御崎寺へ 其の九)
【2024/12/09(月)Day 62】
昨日ついに高知県入りをし、最初の町の東洋町に入った。昨日の日記でも書いたが、東洋町は北から甲浦、生見、野根と集落が続く。そして東洋町の大半はかつての野根町だったあたりだ。
今日はすでに生見も通過してあとはひたすら野根を南下して次の町である室戸市に入る。室戸市に入ったあたりから海岸線は大きな石が目立ってくる。かつて国道55線が通る前はこの浜沿いにお遍路は道なき道を進んだ。大きな石が続いたので「ゴロゴロ浜」と呼ばれ、四国巡礼の中でも屈指のお遍路ころがしだった場所だと言われている。
ゴロゴロ浜の名前は今でも使われているが、誰もこの浜を歩いて室戸岬へ向かうものはいない。今は国道55号線を誰もが歩いている。
しかしこの道も歩道は狭くガードレールもないために決して安全な道とは言えないであろう■