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続・お遍路ウォーキング日記(5:六番安楽寺へ)

【2024/10/14(月・祝)Day 5】

 札所を打った時のコンプリート画面。各札所必ずしも見られない。今日のように一日で二ヶ寺打つと見逃してしまう事もある。

 という事で今日は札所四番大日寺と五番地蔵寺を打った。大日寺は去年だか山門を一から作り直したという話を聞いている。四国八十八ヶ所では三ヶ寺ある大日寺、まずは一つ目を打った。

 地蔵寺は個人的な思い出としてはそれまでの自分の中にある「お地蔵様」のイメージは崩れ去り、新たな地蔵菩薩のイメージが定着した場所と言ってもいいかもしれない。

 お地蔵様といえば街中や道すがら、辻に立っているというイメージや、「かさじぞう」という童話を思い出す人もいるかと思うが、日本の仏教ではあのお地蔵様はすべて閻魔大王のことをさす。つまり街中にいるお地蔵様が見聞きしたものが死後の裁きの時、閻魔大王の浄玻璃じょうはりの鏡に映し出されると考えられている。

 そんなことは知らんでも良いのかもしれない。なんとなくお地蔵様に対して親しみが湧かなくなってしまいそうな気がして、それこそ知らぬが仏とでも言いたくなる。

 地蔵寺には五百羅漢(地蔵寺奥之院)があり、四国の五百羅漢はこの地蔵寺と札所六十六番雲辺寺の二ヶ所にしかない。地蔵寺の五百羅漢は歴史もあり木像。そしてこれまでに三回失火に遭っていて今現在は二百体程が残されている。一方雲辺寺の五百羅漢は石像でロープウェイ駅から山門の間にある。

 地蔵寺を打ち終わると次の札所六番安楽寺は隣の上板町にある。また数キロ西へ進むだけで札所の間の距離は短い■

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