莫迦
【療養日記2024 6月4日(火)☀️】
今日は朝から雲は多いが晴れていて湿度も低めで朝のウォーキングも気持ちよく歩く事ができた。ただその後は出かける用事もあったが億劫になって一歩も外には出ていない。
日頃Twitter(Xとも言うらしい)を見ていて最近思うのはこのところ僧侶をはじめとした仏教関係者のツイートをTLでよく見かけるようになった事だ。バズる僧侶はらしくない人も多いが時にピシッと重みのある言葉が出てくる事もある。
その一方で炎上しかけた者もいて馬鹿など相手にしないと言う者もいる。僧侶だって人の子だしそう言いたくもなるのだろう。何がその人をそこに至らしめるまで追い込んだのかは知る由もないが、Twitterに出てくるくらいだからそれなりの布教活動なりなんなりが目的ではないかと思う。
法話や説法で救われる人がいるのだとすれば目的は間違ってはいない。
しかし一つだけ引っかかる事がある。それは
馬鹿は相手にしない
のひとことだ。
そもそもバカの「馬鹿」は当て字で本来は「莫迦」と書くのだと高校生くらいの時に国語の先生から教わった事がある。
この字を考えると「莫」の字には「ない」という読み方がある。つまり無知のことを指すらしい。そして「迦」の字は釈迦の迦の字のこと。つまり釈迦そのもののことを指す。そして意味は「釈迦が莫い」と言うことでそれが最大の無知だと言うことらしい。釈迦を知らない程の事をさして「バカ」なのだ。
なので僧侶が他人に対して馬鹿は相手にしないと言うことは「釈迦を知らぬ者は相手にしない」と言っている事となる。釈迦の言葉や教えを広く伝える僧侶が仕事の放棄をしている事となるのはちょっとどうなのだろう。
とまあ、ちょっと気になったので書いてみた■
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