入院日記1 8週目 10月9日
昨日とは違い、起きたときから腰の具合は良くなかった。雨の日なのだからこっちの方が当たり前なのだが、そもそもこれだけ痛むこと自体がやっぱりおかしい事である。こんな痛み普通にあってはいけないことだ。
この日記もついに8週目、入院からまる7週間が経ったことになる。この7週間、腰痛が治ることはなく、他のことはほぼ快方に向かい、適当に血糖値コントロールやウェイトトレーニングはできたけど、肝心の腰痛は全く変わっていない。このまま退院してもとても働く事もできない。空しさばかりが募り、日記なんて書くんじゃなかったと思う。
朝食は朝ドラを見ながら食べたがとにかく痛みに耐えられず思うように食べられない。これだけ痛くなる事も珍しい。食後に痛み止めも飲むので落ち着いてからリハビリに行くが、今日はリハビリ室に行くことでさえも辛く感じた。
リハビリそのものは腰が痛いけどメニューはしっかりと片付けられた。しかしリハビリ中にレントゲン撮影があると呼び出しが入り、終わると部屋には戻らずにレントゲン撮影に。部屋に戻ってくるとあまりの痛さに動く事もできず、坐薬をもらう。
坐薬が効いてきたら起きられたので昼食までは写経をしていたが、やはり焦りや迷いがあるのか、筆の誤りが目立った。それよりも気にかかったのだが今日はマナーの悪い外部の人が多くて昨日同様かなりイライラさせられた。
夕食後は妻が来たがデイルームで適当な会話をする程度。もともとお見舞いに規制があったことを改めて思い出したので来てもらえるだけでもありがたいと思わないと■