海を見ていた午後
【療養日記2024 6月22日(土)☀️☁️】
この日記でも何度か登場しているユーミンソングパフォーマーのシュンミンが裏小町でライブをするということでかれこれ半年以上も前から楽しみにしていた。
このライブ、裏小町から若宮大路に抜けられるかつら小路で行われる。もっと厳密に言えばこのかつら小路にあるじゅびあというお店の前で行われる。
シュンミンに関しては簡単に書くが、ユーミンの歌を専門にしたパフォーマーだが、そのクオリティがとにかく高く、側から聴いていると本物とそっくりだ。しかもこの人は男性である。
横浜を中心にライブ活動をしていてライブも観てみたい所だが我が家はわんこ連れが基本。しかもシュユミンはライブハウスや酒の伴う場所での活動が多くて我が家が観に行けるのはこの裏小町ライブと関内のマリナード地下街くらいなものでそれだけに楽しみにしている。
シュンミンも最近では我々の顔を覚えてくれたようで我が家のわんこを可愛がってくれる。低姿勢でファンを大切にするところも好感が持てる。
そんなわけで今日は鎌倉に行くことにしていたのだが、あまりに暑くてライブの時間に間に合うように家からダイレクトで裏小町まで行った。日中暑くて日も当たるとまた眩暈で倒れそうになるのでそうならないように余計な場所には一切行かないようにした。
ライブが最大の目的だとは言え何ともつまんない外出だ。しかしそんなつまらなさもライブで充分カバーできた。
二部構成のライブの一部はカタカナ題名の歌がテーマだった。途中でリクエストタイムがあったので普段はリクエストはしないが今日は「海を見ていた午後」を歌ってもらった。
この歌は数多いユーミンの歌の中でも横浜を強烈に感じさせる歌で、横浜市が制定する「横浜のうた100選」にも選ばれている。
ライブは第一部からシュンミンの追っかけと大勢やって来て結構な盛り上がり。一部が終了して二部までの間の小一時間ほどどこにも行かずにじゅびあの前で座っていた。その間妻は買い物に出ていたが僕はあまり動き回りたくはなく、涼しかった事もあってじっとしていた。
夕方6時からの第二部はさらにファンが押し寄せて大盛り上がり。聞き覚えのある歌が多くてノリノリ。アンコールにも3度まで応じてくれて至れり尽くせりの一時間だった。
因みにアンコール三曲目も「海を見ていた午後」だった。
今日はいつも以上に内容の濃いライブだったと思う。ライブが終わって同じ裏小町にあるラーメン屋「絹と小麦」で夕食をと考えていたがスープ切れで閉店繰り上げされていた。
わんこをちょっと歩かせたかったので御成通りを往復してその後は電車に乗って帰りにお弁当を買って帰って来た。
ライブなんてものにはもう殆ど行かなくなったが、こうした小さなライブでも盛り上がるし常連さんとも仲良くなれるし、おまけにわんこも可愛がってもらえるのだから楽しいものだ。もちろん聴きに来た歌だってど素人の歌ではない。思い切りライブを楽しんで上機嫌で帰ってくることができた■