続・お遍路ウォーキング日記（６０：二十四番最御崎寺へ　其の七）

【2024/12/07（土）Day 60】

　阿佐東線の海部駅から少し先海が見えてきたかと思うと、ちょっと眺めの良い場所の横を通る。「那佐湾」と言うこの場所は、海岸線沿いに小さな島が柿の種のように横たわり、その西側がトンボロでつながっている。

　写真で見えている海は内浦にあたり、この海越しに左手には島が見える。島に人が住んでいる様子はないが、島と陸をつないでいるトンボロの部分には建物がある。

　そして、この内浦の眺めがとても良い。正直目が覚めるような景色とも言える。有名な釣りスポットらしく特にイカがよく釣れるらしい。

　この那佐湾を通過すると、いよいよ徳島県最後の町、宍喰ししくいが近くなる。宍喰は平成大合併以前は宍喰町という1つの町だった。現在でも徳島県内では最も西に位置する道の駅に名前が残されている。

　現在地から道の駅までがだいたい３.５㎞ほど。県境のトンネルまでが５㎞ほど。遍路道である国道５５号線と阿佐東線が並走している。

　今週中には高知県に入るのも確実だと思う■