療養日記 2021年10月5日 『定期診察』
先日の台風のおかげで定期診療が今日に延びていた。いつもなら午後から診てもらう事になっているのだが、今日だと朝九時半しか入れられないとの事で朝っぱらから慌ただしかった。
九時半と言われ、その日に血液検査が入っていたらそれよりも一時間前には採血が必要。僕の場合は血液、お小水とレントゲンを事前に済ませておかねばならず、そうなると八時の外来受付開始と同時に入らなければならない。
それなのに今日は診察で待ち時間が発生して診察を受けたのが11時過ぎだった。今日はとにかく待たされた。いつもなら一時間かかるかどうかという程度なのに。
会計を済ませると処方箋を持って行きつけの薬局へ。それは病院の近くではない。病院の横に4〜5軒の処方箋薬局があるのだか、どこも患者の扱いがひどいので行きつけにしている場所まで行っている。ついでにお買い物もするし、すぐ近くにはヨーカ堂もあるし、なんだったら手芸専門店まであって頻繁に出かけているくらいだ。
薬を頂いて帰ってくるとすぐにお昼ご飯。適当にインスタントラーメンで済ませた。午後はやんきろ様の御告げ通りに体調が見る見る間に下がってしまった。よって今日の午後はほとんど何もできていない。この状態で社会復帰なんて無理だ。
夕方になり妻に鎌倉大船モールへ連れて行けと言われたので手芸材料仕入れに出かける。ついでに家電店で冷蔵庫を見てお蕎麦屋でカツ丼セットを食べて帰ってきた。
今日の夕食 味奈登庵カツ丼セット
今日の定期診察でレントゲンを見た上の主治医の所見は移植した骨がかなりくっついてきたとの事。しかし先月CTまで撮っておいてまだまだ時間がかかりそうだと言われたばかりでハアそうですかとも言えないし。なんとも複雑な心境だ。しかも移植した骨がたとえくっつき始めたからと言ってそれじゃあ日々のこの痛みは何なのだろう。
そこで今日は主治医にいろいろと突っ込んでみた。今現在僕の脊椎には4本もの鉄の棒が12本のボルトでキツく固定されそれによって脊椎は締めあげられている。将来的にこれは外すのだろうと訊いてみたら外すかどうかはまだ判断つかないと返事が返ってきた。いや、これ取らなきゃ一生痛みと闘わないといけない。今日はそのあたりも突っ込んでみる。
すると部分的に残して取る事は可能だというので、もう一度背中を開くのなら全部取らないと痛みは残るし、締めあげられている事には変わらないと食い下がってみた。それに対する返答はちょっと曖昧にされたかな。自分はまだそんな程度の段階でしかない。
勿論風邪が治るかのように完治をするモノではない事はわかってはいるが、こんなに長い事苦しみ、動けずにいて、今だ杖がないと長くは歩けない。コルセットをしなければ日常生活も送れないのはさすがに不安にもなる。さらに言えば完治をする事もないが、これで障碍者としての登録もできない。今の働けない状態がこの後いつまで続くのかもわからない。今日は言いたい事しっかり言っておいた。と言うのも病気の治療が始まってからあと数ヶ月で障碍者年金も受け取れるだけの時間が過ぎるからだ。
自分でもここで何書いているのかわからないが、一つは回復の兆しが見られたこと、それにもかかわらずいまだ動けず、障碍者としての登録もままならない状態であることだ。まだまだ不安な日々は続くのかと思うとなんともやり切れない■