続・お遍路ウォーキング日記(71:二十七番神峯寺へ 其の二)
【2024/12/18(水)Day 71】
現在地は室戸市吉良川町。札所二十六番金剛頂寺から吉良川の町まではほぼ山の中を進む。吉良川の町で海沿いに出て、そこから先はずっと海沿いを進んで行く。
吉良川町は昭和大合併の前までは一つの独立した町だった。昭和大合併の際近隣の町村と合併し室戸市が出来上がった。有名な備長炭の産地で今でも古い街並みが残っている。街並みは現在景勝地として観光客がたくさん訪れる。
まずは吉良川の町まで降りてきて海沿いに出ないと先に進めもしない。この先は国道55号線沿いをずっと進む。しばらくの間旧吉良川町が続き、その先旧羽根村に入ると羽根岬を通過する。羽根岬の先は隣の奈半利町の加領郷に入る。
奈半利町に入ると其の先の田野町、安田町は比較的距離が近い。そして安田町には、次の札所二十七番神峯寺がある。
このように書くと比較的すぐにでも着きそうな感じがするのだが、実際は距離が長くいつまで経っても先に進まない。初めてここをバイクで走った時は道を間違えたのではないかと疑心暗鬼になった位で、じっと我慢をするより他ない。
あまり先のことを書いてもしょうがない。まだ吉良川の町にさえ着いていない。先はまだまだ長いのだ■