インターペット
【療養日記2023 4月1日(土)】
年に一度の受難日、インターペットに行く。真夏に開催していた頃は熱中症でぶっ倒れ、去年は車椅子を借りたが車椅子ごと転倒した。今年転倒現場を通ったら何の改善もなかった。全くもって進歩も何もない東京ビッグサイト。
今年からインターペットは会場での入場券発売を廃止にしネットでの前売りだけでチケットを売るようになったおかげで転売が蔓延り高値で取引されるようになった。改悪もひどいところ。
運良く我が家は前売りで駐車場付きの券が手に入った。この駐車場付き、とてもよい。というのもビッグサイト周辺の駐車場は数あるとはいえそれ以上に車が殺到する。駐車場なしで来た知人たちの話では近場の駐車場に駐めるために朝六時から来ていた人(さすがに近くに駐められた)や東雲駅、青海駅の近くに車を駐めたという人(八時前到着)など熾烈な駐車場争奪戦が繰り広げられていた。
正直言ってナンセンスだが、駐車場のキャパがないのだから仕方がない。このイベントに参加する人はペットと一緒に来る。すると公共交通機関は利用できないからみんなが車で来るのは致し方ない事だ。車で来るなとは口が裂けても言えない。
同じビッグサイトのイベントでもコミケとは訳が違う。コミケだとキャリーをみんな持ってくるのかも知れないが、インターペットだとペットカートだ。これってやって来る人の大半がベビーカー押してやって来るようなものだ。ベビーカーは公共交通機関も利用できるがペットカートはNGだ。こうなると日本の公共交通機関の融通性のなさも障壁になっている。
ベルリンに行った時に人もペットも一緒にどこへでも行けるのを見ておったまげた事があったが、日本でもそのくらいペットに優しくしてくれるといいなと思う反面、日本はペットが苦手な人にはまだいろいろと配慮してくれていると考えるべきなのかもしれない。
で、インターペットの内容だが思うようには見て回れず。妻はあらかじめ見たいブースや買いたいものをリストアップしていたのでそれでも効率良くは見られたのかもしれない。会場も大きすぎて一日では見て回れない。
妻の姉も三男と一緒にやって来ていてさらに自由度は下がるが、会場ではほぼ別行動だったのが何よりの救いだった。
そして日本最大級のペットイベントともなると遠方からもイヌ友がやって来て、今年は五年以上ぶりに名古屋からもイヌ友さんがやって来た。以前は我が家が名古屋に行ったりと仲良くしていただいたので再会は嬉しかった。
会場の外ではポメが集まって撮影会を行う集まりが俄かに出来ていたがコレは昔からのこと。それなしても毎回よく集まるなと思うのとこれって他の人に迷惑かけてるよなといつも思う。集まりは際限なく肥大するので大きくなる前に我が家はこの集まりからは離脱する。
かつてはポメがあまりに集まりすぎるのでポメだけはこのイベントで大撮影会がイベントの一環としてスケジュールに組まれていた。過去にそんな事やっちゃったから今でも任意で集まっちゃうのだと思う。
インターペットの時は食事にも困るのでいつも昼食は作って持ってくるが、今年も作っておいて本当に良かった。(作るのは僕だ)
慌ただしくで疲れるだけのインターペットだったけどわんこにとっては試食三昧の夢のような1日だったに違いない。
閉館5時まで時間の許す限りいろんなブースを見て回ったがそれでも時間が足りなかった。
帰りは地元まで帰るとそのまま夕食も食べてから帰る。とにかく疲れたの一言に尽きる。
最後にコレはどうしても書いておきたいこと。イベントではサンライズ社のブースで大きな袋、「ゴン太バッグ」を配布する。これがとにかく便利なのでみんな我先にとサンライズのブースに走ってゴン太バッグをゲットする。我が家もかつてはそうしていた。ところがだ、
ゴン太バックを肩にかけると大きすぎて後ろにはみ出し過ぎ、それが他の人やわんこを直撃している。特にペットカートに乗せたわんこの高さや子どもの頭はほとんど同じ高さで知らず知らずのうちによそのわんこや子どもをしばいているのに気付いてるかな。
やめろとは言わんが
気をつけろよこの鈍感野郎。
というわけで今年もこのゴン太テロが会場の至る所で起きていた。過去にはトラブルになっているのを見た事もある。
サンライズに悪意はないし、ゴン太バッグやめろいうつもりもない。便利なバックを毎年ありがとうと感謝していた時もあった。問題は使う側にある。我が家はそんなわけでゴン太バッグはもらわない(サンライズのブースは覗くけど)。
イベント会場で大活躍のゴン太バッグだが、あの大きさを誇りながらコストコやIKEAで見た事がない、おそらくは役目を終えると最後はゴミ袋になってしまうのだと思う。
そんなわけで言いたい事は言わせてもらった。こんな不満もたくさんあるイベントだが先にも書いたようにここでだから会えるイヌ友さんとの再会もあったし、やはり最先端のペットグッズも手に入るし、ありがたいイベントであることには変わらない■
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?