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続・お遍路ウォーキング日記(69:二十六番金剛頂寺へ)

【2024/12/16(月)Day 69】

 今日暮らしをた二十五番津照しんしょう寺を打つ。このお寺は二十四番最御崎ほつみさき寺からはそれほど遠くはない。

 最御崎寺と違って津照寺の近くはいかにも漁港と言う場所である。地元では「津寺」と呼ばれている。四国八十八ヶ所屈指の階段寺で、1本石段が長くまっすぐ伸びている。石段のてっぺんが本堂で途中には鐘楼もある。そして山門すぐ脇には大師堂がある。もし本堂でやり残したことがあったら石段を下る前に思い出さないとまた石段の登り直しをする事となる。

 例えば苦労して石段を登った後で線香や蝋燭が切れていたことを思い出しても取り返しがつかない。線香や蝋燭のような簡単な巡礼道具は大師堂で手に入ったはずだ。なので石段を登る前に忘れ物がないか今一度チェックをしたほうがいいと思う。

 またこのお寺の石段は幅が狭く、上りの人と下りの人がすれ違うのはできるが、人が多いとそれも困難となる。石段は常に左側通行を守らないと途中ですれ違えなくなる場合もある。

 さらに言ってしまえば石段の各段が狭い。つまり足をしっかりとかけるスペースが少ないのだ。これは怖い。年配の方は特に気をつける必要がある。

 このお寺の周辺の漁港の雰囲気はなかなか旅情を満たしてくれるものだと思う。時間があったらゆっくりと見てみたいものである。もう一つ、このお寺には有料と無料の駐車場があり、有料駐車場は山門のすぐ近くにあり一回200円。無料駐車場は漁港の突端の方にあり本当にここ入っていいのかと心配になる。バイクや自転車の人は山門のすぐ前に止めることができる。

 次の札所の二十六番金剛頂寺までの距離はそれほど離れてはいない。しかしながら最後は上り坂があるのでそれなりの覚悟が必要だ。道はそれほど広くはない■


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