
続・お遍路ウォーキング日記(27:十三番大日寺へ 其の七)
【2024/11/04(月・祝)Day 27】

今日は市境を越えて神山町から徳島市に入る。現在地は徳島市一宮町。市境を越えたばかりなので全く徳島市を感じない場所にいる。
これは札所十三番大日寺とも関係があり、大日寺の道路向かいには一宮神社という神社がある。この神社が阿波国一の宮だったことから其の名前があり、大日寺はかつては神社の一部の「別当寺」だった。それが明治の神仏分離で寺と神社は切り離され、寺の方は札所となっている。この神仏分離以前、江戸の頃は大日寺と街道向かいにある一宮神社の両方をお詣りして次の札所へ向かっていた。
ただし阿波国、徳島県最大の神社といえば札所一番霊山寺の真北にある大麻比古神社であって、どっちか本当の一の宮なのかは定かではないらしい。さらに今の二つの神社以外にも徳島県には一の宮と呼ばれる神社はまだ幾つかあるらしい。
明日予定通りウォーキングができれば多分十三番大日寺を打つ事ができる。そこから先札所十七番井戸寺までは半日で歩き終えられるくらいに札所間の距離が短い■