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お遍路ウォーキング日記(20:十八番恩山寺へ)
【2024年1月23日(火曜日) Day 20】
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今日だけで札所十六番観音寺、十七番井戸寺を打った。これで十三番から始まった札所密集地帯はクリア。このまま徳島市内に入り次の札所がある小松島市へと向かう。ここの区間の距離も比較的長い。
今日はすでに打った札所の中でまだ紹介をしていない十五番の阿波国分寺についてちょっと書いてみる。
この札所をはじめとして八十八ヶ所には四ヶ寺の国分寺がある。それぞれの国名を冠して呼んだ方がとこの寺のことなのかわかると思う。ここは徳島県、阿波国にある国分寺なので阿波国分寺だ。名前が国分寺だけに聖武天皇の勅命で作られた寺で、もともとは奈良の薬師寺、法隆寺などの法相宗の寺だったものが弘法によって改宗される。
その後天正の兵火で消失し荒寺だったものが18世紀に復興して伽藍が再建される。その際に曹洞宗に改宗され今に至る。
この寺は一見荒れた印象を受けるが、そのように意図的に作られているようにも感じる。
そして本堂裏には枯山水の庭園があり、現在は拝観が可能である。この国分寺の様子とこの後の二十九番土佐国分寺とでは全く違う趣を感じることだろう。
再び紹介しきれない札所ができたので明日以降も一ヶ寺ずつ紹介していくつもりだ■