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続・お遍路ウォーキング日記(49:二十二番平等寺へ 其の二)
【2024/11/26(火)Day 49】
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札所の二十一番太龍寺(道の駅鷲の)から二十二番平等寺のちょうど中間あたりまで来ている。
今回この日記では太龍寺の事はあまり書かなかったが、太龍寺は昔から「西の高野」と呼ばれている位高野山とよく似た場所である。位置的にも高いところにあるので霧もかかりやすく、霧の中の境内は本当に幻想的である。
麓の道の駅鷲の里からロープウェーで行くことができる。ロープウェーは20分に1本間隔で運行されているが、20分以内にお参りを済まして次のロープウェーに乗って帰ってしまうのはもったいないことである。最低でも1時間位は滞在するのがオススメだ。
歩き、自転車、バイクのお遍路さんは山門まで行くことができるルートが別にあるが、車では行くことはできない。この山門への道も相当険しいので大半のお遍路さんは道の駅からロープウェーに乗るルートを選択する。
このロープウェーの高低差や運行距離は相当なもので、お土産話になる。ロープウェーから見下ろす那賀川の景色が圧倒的だ。
団体お遍路ご一行様もこのロープウェーを利用するが、ロープウェーで一緒になった時は正直言って最悪である。
本来なら最悪と言ってはいけないのだろうがやはり観光気分でお遍路をしている方々が目立つものである。できたらあまり関わりたくはないなとどうしても思ってしまう■