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心の声を受け止める

梅雨空が続きますね。
スカッと晴れた青空が早く見たいと思う今日この頃です。

本日は「小暑」です。
また五節句の一つ「七夕」でもありますね。

小暑(しょうしょ)7月7日〜7月21日ごろ

長く続いた梅雨も徐々に開け始め、いよいよ本格的な暑さが始まる時季。
ただ、梅雨明け頃は湿った空気が梅雨前線に流れ込み、集中豪雨となることも。

夏至を過ぎ、少しずつ日足は短くなりますが、梅雨明け後は、強い日差しと共に気温が一気に上がるので、体調管理にも十分注意が必要な時季でもあります。

この小暑と次の暦である大暑を合わせたおよそ1ヵ月を、一年で一番暑い期間ということで「暑中」と呼びます。
 
旬の花は蓮(ハス)。

食材は、にんにく、みょうが、新生姜などの「香味野菜」が旬です。食欲がない、スタミナをつけたいときに活躍してくれますね。

暑さを乗り切るためにも、しっかり食べて体力をつけておきたいですね。

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こんにちは、大野です。

先日よりお伝えしているオンライン教育コミュニティの研修を7月29日(木)に横浜にて開催いたします。

今回は新卒1年目レベルを想定しており、基本的なマナーやコミュニケーションについて学んでこられなかった方々が対象です。大手企業にも提供している内容を実施いたします。

https://lala-sunshine.com/20210729/

社員に受けさせたいという経営者の方、人事担当者の方からのご連絡をお待ちしております。

https://lala-sunshine.com/contact/

「心の声を受け止める」

採用と教育に一貫性を持たせている企業には、良い組織風土が醸成されやすいものです。

現在、あるスタートアップベンチャーにて、採用する人材像を共に描くことから始め、採用し、その成長の支援まで携わらせていただいています。

その企業で、初めて全員揃って対面での研修を行った時のこと。

選考の狭き門をくぐり抜けた各方面のプロフェッショナルが一堂に会する貴重な機会。

研修の冒頭、「チェックイン(※)」の最中、ある参加者の発言で一瞬にして場が固まりました。

※ チェックインとは、参加者一人一人が今の自分の状態や感じていることを共有することにより、今・ここ・自分に意識を集中することができ、お互いの状況を把握することを目的としたセットアップの仕方のことです。

「全体の業務進捗がよくないことに危機感を感じている」

普通に考えれば、文句とも捉えられかねないコメントです。

研修には社長も参加されており、「今そんなことを言わなくても…」と感じた人もいたように思います。


しかし、

「すでに意見を率直に言える雰囲気ができている」

「皆さんが本気でこの事業に携わっている」

私には、そのように観えました。


そして、結果的に、その一言が場の真剣度を高め、参加者全員が主体的に集中して研修に参加する雰囲気を創り出したのです。


日本企業では、研修だからとか、人事が見ているからとか、様々な環境要因で思っていることを率直に言えない人、ネガティブなことは発言しない方がよいと思っている人が多いものです。

後ろ向きな考えを意に介さず、ストレートな意見を表明できるのは、どのようなことでも声に出せる雰囲気や関係性がすでに構築されているからこそ。

また、本人にこの事業を本気で成功させたい思いがあればこそです。


企業文化は様々。

研修の場で受講者から否定的な発言が出るのはよくあることです。

思わず身構えたくなりますが、発言者がそう思うに至った背景は何なのか?

想いを馳せて、しっかりと受け止める。

そのような振る舞いが、人の心に火を灯し、その場に価値をもたらすのです。

今日の質問

率直な意見が言える雰囲気を作れていますか?

すべての声に価値を認めていますか?

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