起業に興味があるHSPにとって重要な、「うろうろする時期」〜 うろうろするから「ハマるビジネス」が見える
起業に興味が出て、
すぐにぱっと始める・・人は
かなりの少数派で、
大抵の人は「ああでもない、こうでもない」と
試行錯誤したり、考えたりと
うろうろする時期 を経て、起業に至ります。
この点は、
HSP、非HSPに関わらず・・です。
会社員時代の仕事が
ベンチャー投資業だったので
起業家と一緒に仕事をしていたのですが、
大きな会社をつくる人でも、
会社員や学生をやりながら
試行錯誤する時期を経て
起業に至る人が多かったです。
HSPにとって、この うろうろする時期 の 意味はとりわけ重要な意味を持ちます。
受け取った情報を深く処理して、答えを出し、
選択につなげるのがHSP気質の特徴。
商品づくりや、発信をしたり、
他のフリーランス起業家さんの
リサーチをする中で、
新たな情報を大量に受け取り、
それを内側で処理し、
いい感覚・そうでない感覚 でよりわけ、
どんな人にどんなしあわせを届けるか
どんな商品をつくっていくか
どんな発信を届けるか
・・・を、明らかにしていきます。
そのプロセスを「深く処理しながら」進むからこそ、「これだ!」とハマる方向が見つかるのですが、
そこまで急がず焦らず、
「しっかりうろうろする」ことが
必要なのです。
先日、ちょうど、継続コースで
ビジネス立ち上げのサポートをさせて
頂いていた方の最後のコンサルだったのです。
約半年のサポート期間中、
方向性がなかなか定まらず、
かなり試行錯誤をしたのですが、
最後に、クライアントさんの”らしさ”を生かす
「これは良いですね!」という商品ができまして、あとは自走できますね・・という状態になりました。
「今回、提示させていただいたシートも、
僕だけの力では思いつくこともなく、
山口さんとの対話の中で生まれたものだと、
心から感じています!」
(許可を頂いて紹介しています)
というお声もいただきまして
改めて、良かったなあ・・と思いましたよ。
*後日、「お申し込みを頂きました」のお便りも頂きました。
うろうろするから、
ハマるビジネス・商品ができる。
もちろん、うろうろした後に、
「起業しないで、お勤めでこの仕事をやる」
という選択になる方も、いるのです。
それも、ご自身の心にハマっていたら、
「この選択がいいな」と
心から思えるのですね。
時間をかけるとか、
なかなか決められないことを
ネガティブに捉える風潮もありますが、
自分の人生なので、
必要なときは思い切りうろうろして
答えを出す時間をかけたらいいと思います。
人生に真剣に向き合って、自問自答する。
そのプロセスが「いいもの」なのです。