HSPが適温の生き方・働き方をつくる2つの要素〜「時々、チャレンジ」と、「ゆっくり動き続ける」
「穏やかに心地よく、適温で生きていきたいし、仕事もしたい。」と思いながら、日々、適温を実践しつつ、探究しています。
適温であるには、適度な休みはもちろん必要な一方で、動く局面も、もちろんあります。人間は動物だから、動いているのが自然体だからですね。
とはいえ、我々HSP、ガンガン動けるタフな部族のみなさんと同じように動いていると、あっという間に疲弊します。適温じゃない。
では、どんな塩梅で、動けばいいか?というと、2つの要素があります。
1つは、「時々、チャレンジ」です。
頻繁じゃなくていいのですが、時には、今いる世界の外に出ていくチャレンジがあると、心地よく生きられる世界が広がります。世界における、適温の面積が広くなる。
ずっと同じ世界で生きるのも、悪くないですが、どこか空気が停滞するというか、澱んでいかないでしょうか。特に、HSS型HSPさんが心地よく・適温で生きていくには、時々のチャレンジ要素は不可欠かと思います。
例えば、私は、今年noteを始めて、「書いて発信する世界」が豊かになったなあ〜と実感しています。書く場所に対するフィット感が増し、熱も巡るようになった。新しい場所での発信は、すごく圧倒され・緊張もしたし、最初は疲れたけど、やってよかったことです。そして、「チャレンジって、必要だな」と実感した経験でもあった。
でも、生粋のチャレンジ族のように、何度も何度もでっかいチャレンジ・・・はしてなくてもいいのです。自分にとって、いまの枠を一歩出て、新しい風に触れるような、そんなチャレンジでいい。
「やってみたい」「いいな」と「嫌だなあ・不安だなあ・面倒だなあ」が半々くらいの感覚が、ちょうど良いチャレンジの目安です。(もちろん、「やってみたい」100%でもいいのですが、HSPさんの場合、新しいことにはブレーキがかかるので、「嫌だなあ」も混じりやすいです)
もう1つは、「ゆっくり、動き続ける」です。
チャレンジして、始めたことを、ゆっくり、続ける。
今までやってきている、人生や仕事において大切なことを、ゆっくり、続ける。
ゆっくり続ける道のりで、適温のあり方が育つ。「こうやって生きる・働くのが、ちょうど良いのだな」と、試行錯誤と実感からの ちょうど良いところ が、わかります。
そして、ゆっくり続ける道のりで、適温の世界も、育ちます。発信して生まれたつながりとか、仕事を通して生まれた世界が、確かなものに、育っていく。
タフな部族のスピード感を真似してはいけない。真似をしようとすると、やめたくなります。
だからといって、歩みを止めない。ゆっくり、つまり無理のないペースで、動き続けるのが、良いのです。
「ゆっくり、動き続けること」の大切さは、これまた、今年noteを書きながら、実感したことです。
当初のような、毎日更新を続けようとすると、負担が大きすぎる。とはいえ、やめてしまうのは、寂しいし勿体無い。「ちょうど良いところ」を探って、週2本くらい・・を目安で書き続けたところ、読んでくださる方が少しずつ増えたり、お客さまも来てくださるようになりました。
というわけで、これからも、余白を挟みつつ、時々チャレンジ〜ゆっくり動きながら、適温で生きていきたいなと思います。
適温の”コツ”は、またシェアさせていただきますね。