【HSPの起業】商品づくりは、自分の内側にある熱・強み・経験を、「ニーズ」と結びつける
起業・副業したい方の、商品づくりの相談に乗るセッションが続きました。
一般的に言われる商品づくりは、「ニーズに応えるには、どんな商品を提供したらいいか?」という問いに基づいて、行われます。それはもちろん、正しい考え方なのです。
でも、HSPさんの個人事業の場合、「ニーズがある、売れそうだから、この商品を提供する」という考え方だと、早々に行き詰まります。
個人事業だと、熱や強み、経験など、「自分の内側にあるもの」が商品の原材料です。
ただ「ニーズがある」からといって、自分の内側にある原材料を使えない商品だと、外から仕入れる必要があります。自分を鼓舞したり、新たにスキル習得したり、人に頼ったりする必要がある。それは・・原価が高くつく、ということ。
特にHSPさんの場合、内なる感覚が、行動に影響する度合いが高いので、内側にある熱・強み・経験と商品の内容が不一致だと、余計に原材料が高くつきます。モヤモヤしたり、違和感が出て、進めなくなる。自信を持てないから、販売もできなくなる。・・・・つまり、うまくいきづらいのです。
自分の内側にあるもの(熱・強み・経験)を、ニーズに結びつけて商品をつくるのが、HSPさんが無理なく進める、商品のつくり方です。
セッションさせて頂いていて、最初はニーズから商品を作ろうとしていた方が、自分の熱・強み・経験に意識を向けて、さらに、それがニーズと結びつくコンセプトに突き当たることが、あります。
ニーズから商品を作ろうとしていた時は、モヤモヤ違和感があったのが、
自分の熱・強み・経験がニーズと結びつくコンセプトを見つけた時、「これだ!」となるのですよね。
無理にやる気を出さなくても、「これだ、やりたい」と素直に思えるようになります。
「なんか、売れそうだから」「みんな、やってるから」・・・という理由で商品づくりをしていて、でもモヤモヤしている人は、一度、自分の内側にあるものを棚卸してみると、しっくりくるポイントが見つかるのではないかと思います。