大学院へ
わたしは、人生波乗り派だ。
何も考えずに陽気に生きている人間だ。だが、自分の人生を楽しむためにかなり真剣な顔をしながら陰で作戦を立てている。
必死だ。
あと、二年後、五年後、十年後のわたしは、どうありたいのか。なには最低でも成し遂げておくべきなのか。どの段階にいておきたいのか。いろんな人間を見ては、想像し、自分に照らし合わせ、練り直す。
これは、ひそかな計画の一つではあるが、3年後のアフリカから帰国後は大学院へ行くという未来は、わたしの中では、もはや現実である。
今やることは、かなり明確である。
現在の仕事は、ただの中継ぎにしかすぎない。
2021年と2022年は、わたしの人生の冬眠期である。
外に出るための準備期間だ。あとわずか一年と少しになってきた。刻々とわたしの第二タームが迫ってきている。
見失うな。
研ぎ澄ませ。