息子のおもちゃの整理。 ”お下がり”について。
今のところ3歳息子のお気に入りのおもちゃは大きく分けると、基本5つ。
レゴブロック
プラレール
お店屋さんごっこ用のおもちゃ
乗って遊べる車(修理ごっこにも使う。修理ごっこ用の工具のおもちゃは、車の中にしまってある)
絵本
これらは毎日使うので、リビングに置いている。
数はそんなに多くない方だと思うけれど、そんなに広いリビングではないので、一度に広げられると大変なことになる。片付けもほとんど自分ではやらないので、私がイライラしないで片付けられる量はこれくらいだと思う。
お祭りで取ったスーパーボールや、何かのおまけ類、古いおもちゃのパーツなど。
ある程度溜まってきたなと思ったら子供が幼稚園に行っている隙に玩具箱から回収。ゴミの日まで隠しておいて、思い出さないようならそのままゴミの日に処分。今のところ、細かいおもちゃのことは100%思い出さない。
普段は使わないけど、取ってある2軍おもちゃ達
これらは、2階の物置部屋に置いている。
大きめの車のおもちゃ、トミカのファイヤーステーションなど、お下がりでもらったものが多い。毎日は使わないけれど、捨てたら確実に「あれどこにあるの?」と言って来るであろうもの達。それから夏休み中に家の中で遊べるものがなかったので、トランポリンを買った。確実に場所は取るだろうと思っていたけど、夏休みの間はそれなりに遊んでいたし、少し時間が経つとまたやりたいと言い出すので買って良かったと思う。今は2階に置いたままなので、やりたいときは「2階で遊んで来ていいよ」と言うと、嬉しそうに一人で遊びに行って、10分もしないうちに飽きて違うことで遊んでいる。たまに2軍のおもちゃもリビングに持ってきて遊ばせると、割と新鮮な気持ちで遊べているようだ。
お下がりについて
おもちゃの整理には本当に悩まされ続けている。うちはまだ自分では片付けられない。気が向くとやることもあるけど、ほとんど私が片付けている。親戚は年上の男の子が多く、おもちゃはほとんどお下がりをもらっている。特にプラレールはすごくハマったので、一式もらえたことはとても助かっている。
しかし、一人の子供が遊べる量には限度がある。正直同じようなおもちゃはたくさんありすぎても困る。電池式のおもちゃは、まだ見た目がきれいで遊べるようだと思っても、中身は意外と劣化している。中には6〜7年経っているものもあったので、電池の液体が漏れかけていたこともあった。産まれてからこれまで、かなりの量のおもちゃや服をもらってきたけれど、折を見て処分してきた。
おもちゃでも服でも、これから誰かにお下がりをあげようとしている方がいたら、この場を借りてぜひお伝えしておきたい。
それは、本当に相手がそれを必要としているかを考えて欲しい、と言うこと。まだ使えるから捨てるのがもったいないとか、思い入れがあるから自分が捨てづらいからもらって欲しいと思っていないだろうか。「いらなかったら捨てていいから、もらって!」と言われてしまうと、断りづらい時もある。
ミニマリストの片付け動画が好きでよく見ていると、子供のいる家庭でありがちなのが、お下がりでもらって、数年後に着られるからとクローゼットの中で山積みになっている人がけっこういる。私も子供を産んで初めて知った。こんなにも子供を産むと「これいらない?もらってくれない?」と多方面から言われるとは。
例えば自分の子供が5歳だったとして、最近産まれた友人の子供に、お下がりをあげたいと考えたとする。自分の子供が2歳だった頃に買った3年前の服、あまり着ないでまだきれいだ。でもその服を友人の生まれたばかりの子が着られるのはあと2年後。その頃には服は買ってから5年も経っているのだ。着ていなくても服は経年劣化する。
そう言うお下がりが、どんどん溜まっていくことになるかもしれない。着られる年齢になっても、お下がりだらけで持っていることも忘れてしまうかもしれない。肌や体型に合わなくて着ないかもしれない。子供の服ってその時ジャストの生地感とかサイズ感があるから、意外と着られる服って難しい。
そうして何年も忘れられ、他人の家のクローゼットに居座り続けるかもしれない。そしてそう言うものを溜め込みがちな人と言うのは、きっと子供の服以外のものも溜め込んでいるかもしれない。きっと数年後にはいらないものが膨大な数になり、ものすごいストレスの原因となっているかもしれない。そのストレスの一因を作ってしまいかねない可能性が、「お下がり」にはあると思う。大袈裟に想像しすぎかもしれないけれど、実際にそう言う人がいたのだ。
あげたい気持ちはよく分かる。物を大切にすることももちろん大事なことだ。私も、ここまで物の整理をしてみないと分からなかったと思う。まだ3歳の息子にも、すでに”あまり着れなかったまだ着られる状態の良い服”と言うものが稀にあって、処分しないとなぁと思った時に「誰か欲しい人いないかな?」と考えてしまった。何かを”捨てる”という行為はとても労力がいることなのだ。だから、それを人に託そうとしていないか、あげる前に少し考えてみて欲しい。人からもらったものを捨てると言うのは、更に罪悪感を伴うので余計に捨て辛くなってしまうと思う。私も気をつけようと思っているし、お下がりはいらない時は出来るだけ断るようにしていて、いただいたものは必ず使う。使ってから捨てることを心がけている。自分がお下がりを他人にあげることはせず、メルカリに出すか、お店に買い取ってもらう。
お下がりが欲しい人は、たぶん、子供が産まれる前から「お下がりあれば欲しい!」と自ら言っていると思う。私も、そう言う人には一度だけあげたことがあります。
どうしてもあげたい場合は、事前に「捨てようとしているんだけど、これ着る?」とか、写真を付けて確認してあげたら良いかもしれません。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。