ららら

書く事はわたしの日常で、それでいて作品なのです。

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「わたしがどんな思いで…」 そんな事誰も推し量ってはくれない。 逆にわたしも誰のことも推し量れてはいないのだろうな。 その前に、わたし自身は伝えるという事にどれだけ真剣に取り組めたのかを 考える。相手の立場にどれだけ立てたか、相手の認知にどれだけ則れたか。 伝わらないからと諦めなかったか。 どうなんですかね?わたし。 全部怪しいですね。なんだかもう疲れちゃって。 実体がないものに傾倒するほど消耗する事はないですよ。 今時珍しく、インターネット探してもどこにも書いてないんです

    • 書き置き③

      先日の祝日、所用がありごく短時間だが京都に向かった。連休最終日の京都は観光客でごった返し、晩秋には早いけどぼちぼち深まっても良いはずのその日はとにかく暑すぎて、帰りの列車で、乗り込んで早々にうたた寝をしてしまった。 束の間の休息は、激しく肩を小突かれた事で呆気なく終わった。 目を覚ますと、不満げに無言でチケットをわたしの目の前に差し出す年配の男性と不安気に横に立つ同じくらいの歳の女性の二人組だった。 一瞬の事だったけど、この2人の考えは明白で、要は「あなた席間違ってませんか

      • ランタンの灯が消えない様に

        凄い勢いで「腑に落ちる」が脳を直接刺激しているような状態で、寝入りも寝起きもすこぶる良い。 今まで一体わたしは何に迷い、気落ちしていたのか。まぁ何と言うか一言で言えば「無駄」だったと強烈に腑に落ちる。 丁度木星が逆行している。 この時期は特に外的要因に煽られ自分の目指す方向性がわからなくなる。 本当に自分の心が求めている事なのか。本当に自分がやりたい事なのか。 他人もやっているから、他人に勧められたから、社会的ベネフィットに浴されたのか。 こんなこと、別に現代社会を生きる中

        • 模範解答。言い得て妙なり

          人は自分のこころが傷つく時、様々な自己防衛本能を持ってして 自分を守ろうとする。 大袈裟な話でなく傷つくということは生きるか死ぬかに関わることなのだから、本能で自分を守ろうとするのは不思議な事ではない。 だって、本能だから。 (ここで占星術の話をするつもりはないのだけど) わたしが占星術を学び始めたころ、クライアントの ネイタルチャートをどのような手順に沿って読んでいくのかを学んだ際 「その人の持つ防衛メカニズムを理解する。というパートがあった。 ブドウとレモン、あなたは

          錬金術師じゃあるまいし

          あなたの構成成分はなんですか? 先日飲んでた時の事。 お店のBGMで20年前くらい前に流行った洋楽曲(割とハード目)がかかっていて「懐かしいなー」と溢したら 連れが「らうらちゃんぽくないね、こんな曲聴くの?」と聞いてきた。「(わたしにどんなイメージを持ってるかはさておき)このバンドの全部を知ってるわけじゃないけど、当時付き合ってる人が好きだったから」 と答えたところ、 「そんなんばっかだね」 と、 さも「自分の好みがない」のような言い方をされて物凄く心外だった。 わたし

          錬金術師じゃあるまいし

          気づかない事と傷つかない事

          胕は自分の喜びも悲しみも知っている。 ある人の言葉に酷く傷つき、腹が立った。 血が沸き立ち、肌が粟立つ。細胞の隅々まで怒りが駆け巡り目の前がチカチカして眩暈がした。 言い返そうかと思ったが、声を枯らして訴えたとしてもきっと通じないし辞めた。その代わりわたしは黙ると決めた。 とは言うものの、その人の発言に対して憤る気持ちと言い返さなかったことへの後悔がわたしに重くのしかかり特大の口内炎になって表れた。 口内炎程度でよかったのかもしれない。こうやってストレスは身体を蝕み 特大の

          気づかない事と傷つかない事

          うち、皿屋敷とかそういうのやってないんですよ。

          割れた皿は元には戻らない。 は? 「割ったのはそちらですよね??」 思わず口にでた。 と、同時に山椒のチューハイが口からこぼれた。唇がピリピリしている。 「これから先の話をしたいと思っているのに、なんで昔の嫌な話ばかり持ち出すんだ」と不満げに言う。 正気か? 「あのさ?金継ぎっていう技術があるの知ってる?」って答えるのが精一杯だった。 確かに、割れたお皿は元には戻らない。人生も同じで、無傷というわけにはいかないし、恋愛だけじゃなく、すべからく人間関係だってそうだと思う。 タ

          うち、皿屋敷とかそういうのやってないんですよ。

          不完全な休日

          自己調整としてのTODOリスト もういつからかわからないくらいずっと忙しい。 昇給もさせてもらったし、当たり前っていうかまぁそうでしょうね、そうなりますよねって感じ。 「私の一日はTODOリストを作ることから始まる。」 なんて、かっこよく書いてみたものの、書き留めておかないと忘れるからってだけ。でも性分的にあっているのか仕事の進みはリストがあるのと無いのとでは雲泥であり、TODO作成と業務の棚卸に関しては後輩や部下にも口煩くやってる。かなり煩い。それだけ言えば鬼だと思う。

          不完全な休日

          書置き②

          既往症 わたしは去年、贔屓のフットボールチームのゲームを20試合観に行き、日本代表戦とか個サポとか付き合いを入れたら30試合くらい観に行っている。 日帰り、夜行バスも辞さない。「推しは推せる時に推せ。」と呟きながら、財力と体力を天秤にかけギリギリの毎日を送っていた。無論、周りからは「正気か?」と言われ、自分でも「わからない(薄ら笑い)」と返事をする。そんな一年だった。「熱にうかされたよう」とは先人はうまいこと言ったもんだな。本当に熱に浮かされていたんだと思う。その熱にうかさ

          「許さない」を許せよ、乙女

          無神経なオンナ。 突然だが、わたしは無神経なオンナなので昔のオトコとも気分が乗れば普通に会うし飲めるし、よっぽどな事がない限り、人としての振る舞いは出来る。よっぽどな事って書いたけど、よっぽどって何だろうな…。 人としての振る舞いってなんだよ。うける。 場合によっては、人によっては、付き合ってた時より楽しく飲めたり話せたりする。友達…とも違う。もう肩書を超えた存在。良くも悪くも興味がないのかもしれない。だからヨリが戻ったりすることもない。 距離感って大事なんだなっ思うことは

          「許さない」を許せよ、乙女

          もれなくそこにあるモノ

          わたしは去年、同じ場所から、同じ人の写真を撮り続けた。 わたしが撮るその人は、粛々と自分の仕事を全うし、いつもしゃんと背筋が伸びていて、とにかく横顔が美しく、明るい瞳はどこかずっと先を見据えていた。 わたしはこの目で、その瞬間の、その人を記憶したくてシャッターを切った。ひとつのことも忘れないために。 そこにある時間。 話は変わるが5月の初めに、不履行のまま4年ほど放置した集まりがいよいよ開催となり、かれこれ20年の付き合いになる友人5人と会食があった。 相変わらず時間に正

          もれなくそこにあるモノ

          書置き①

          矢の如く過ぎていく日々。 ヤバい。 寝たらもう起き上がれないかもしれない。 明日は絶対外せない会議があるし、犬の体調も良くないから病院にも連れていきたい。リビングのエアコンが壊れかけている(正確には壊れ…たんだと思う。)不正出血があって検査にも行かないといけない。胃腸の調子も悪くて食欲がマジでない上にガチで食べられない。友人との食事はリスケに次ぐリスケで、瞬き2回で1週間が終わった。 会いたい人に会えない。 全ては「仕方がないこと」だと納得している。 念のために言うけれ

          彼と彼女の事情

          「答えないこと」が「答え」であるという事象について 答えないことが答えである。 即ち、答えないことはイコール拒否であるのか否か問題にそろそろ誰か名前を付けてほしい。(それから最適解をください。) 時にヒトはこの答えを探し、迷い、死ぬ。 いや、本当にまあまあ簡単にヒトのココロは折れるし、折れどころ?が悪ければ簡単にヒトは死ぬ。 比喩ではなく。 ない答えを思いみるほど、ココロを削ることはない。でしょ? 彼と彼女の事情 「答えないことが即ち答えである。」なのだとすれば、そうな

          彼と彼女の事情

          低気圧の功罪

          夢と現実行ったり来たり 頭痛持ちのわたしは、毎日気圧との戦いで毎回ぼろ負け。 勝てるわけなし。 頭痛外来にも通っていて、あつひこ(主治医)からは「我慢せずに鎮痛剤は飲んで良い」と言われるが胃も肌も荒れるし、救いがない。 加えて最近忙しすぎて肩こりも腰痛も限界を迎えていて、たまらず横になった午後。低空飛行の微睡のなか夢を見た。 夢に出てきたひとが異次元に可愛くて、それを書き留めるためにだけに、いまこの記事を書いている。夢占いとかでもなく。 いつかの「●●の朝は早い。」ってや

          低気圧の功罪

          「抜いた刀。どの鞘に戻せばいいのかわからぬ我」再び

          言って良いことと悪いことの区別はつくけれど、言ったら自分の評価が下がるかもしれないことの区別が今、若干危うい。言うけど ちょうど一年前、こんな風に喚いていた。 そして、今年も同じように喚いている。 去年は結局宥め賺され、抜いた刀は無理やり鞘に納めさせられ?今に至る。 2年半のサイクルで成長のプロセスを考える。 占星術の話をここでするつもりはないけれど、このプロジェクトに参加するようになってわたしは随分生きやすくなった。「安心して絶望できる。」とは仲間がかつて放った衝撃の

          「抜いた刀。どの鞘に戻せばいいのかわからぬ我」再び

          NO means NO

          ※性暴力についての話ではないので、大丈夫。そういうんじゃないから。 先日、北新地のはずれでクローズドな日本酒の集まりがあった。 最近あまり体調の芳しくないわたしは、ひと様に迷惑をかけたり、はたまた電車を止めるわけにもいかず(おゲロちゃんとか、そういうやつね) 万一の時は会場の近くで泊って帰ろうと思っていたくらいだった。 でも23時には会はお開きになり、そこまで酔っぱらっていたわけでもなく十分に電車で、そして自分の足で歩いて帰れる。時間的には深酒というわけでもない。 楽しかっ