Indigoに染まった私。ナムさん생일に寄せて。
発売されてから、多分聞かなかった日は10日未満だと思う、ダントツで私の人生イチ聞いてる、リーダーRMの1stソロアルバム『Indigo』。
BTSに出会ってよかったことって大小合わせて軽く100個はあるけれど、それのひとつがこのアルバムを聞き逃さずに済んだことだ。
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BTSのリーダーということ、IQ148もあるということ、よく物を失くし壊すこと、が最初に知った彼のパーソナルである。小さな頭と顔、長すぎる足、鋭さのある三白眼というルックスとそれが相まって、BTSの中でも断トツで異人感が強い人だった。直後に、SYSのメントや国連のスピーチ動画を見て、あまりの『人間キムナムジュン』に、その気配はあっという間に覆されるのだが。
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私は彼が紡ぎだす言葉が好きだ。持ち前の品性に日々の学びを溶け込ませた、思慮深くて美しい言葉の数々。彼の動く口を見ているだけでうっとりする(歯並びも綺麗である)。
私は日々、ナムさんやBTSが発信している全てを見誤りたくない、高い純度で受け取りたい、と切望している。
言葉の壁の他にも乗り越えなくてはならないものがあまりに多く前途多難ではあるが、この年齢になっても果敢に学びへの意欲が沸く今の環境に幸福を感じている。そしてこの幸福感は、間違いなくナムさんが私にくれたものだ。
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『Indigo』の中でも特別に好きな『Wild Flower』は、リビングのソファーで初めて耳にした瞬間に号泣してしまった。ナムさんがこの曲に込めた想いが旋律に織り込まれていて、私の魂を真っ直ぐに射抜いたのだと思う。
ああ…そういえばナムさんって「音楽は言葉の上にあると思います」って言っていたもんね…なんてこった…(爆泣)
そして歌詞を読んでみたら、翌日を泣き腫らした目で迎えることになった。
私のような一般人が本来なら知る由もなく計り知れない数多の苦悩、それによってもたらされる絶望、傷、日々の祈り。そういうものを追体験した感覚に陥ってしまい、とても悲しく苦しくなった。それでも聞かずにはいられないのは、僅かでも想いを知り、彼を救済できればと願うからなのかもしれない。
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ナムさんがweverseインタビューで『僕のIDである「Archive」のように、時間がたっても変わらない香りを保ち、人々の心に記録され、咲くことができればそれで十分だと思います。』と言っていた。
まさに私にとってIndigoはそういうアルバムである。
強く記録されて満開に咲いている。
ひたすらに全曲愛している。
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音楽の好みが似ている友人に勧めたらヘビロテで聞いてくれている。クラブの大音量で踊りながら聞きたい曲もあるし、しんみりした夜にも、日曜日の昼間にも合うね、とか言い合った。聞く前より少し上がったテンションで日々のタスクをこなしていくという音楽の使い方をしている私達には最適だった。
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日付が変わると同時にまたあなたの素敵な文章が配信されて、その長さだけで涙が滲んでしまう瀬戸際のオタクである私は、翻訳を読み、また涙を流すのでしょう。
あなたが、できるだけあなたのままで、芸術に触れ、美味しいお酒を飲んで、たくさんの仲間に囲まれて、健康で、悩みと傷付くことが少ないように、心から祈りを込めて。
生まれてきてくれてありがとう。
BTSになってくれて、続けてくれてありがとう。
お誕生日おめでとうございます。