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コーヒー豆:コロンビア スプレモ


購入した豆

銘柄:コロンビア スプレモ(生豆)
精製方法:ウォッシュト(水洗式)
原産国:コロンビア
購入元:大山珈琲

この豆についての知識

スプレモとは、等級の一つです。コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)により「スプレモ」と「エキセルソ」が作られましたが、これらは豆のサイズのみを示しており、質とは関係がないです。FNCは、輸出コーヒーにかかる特別税によって運営される生産者の利益を守るNGOで、巨大で複雑な組織であり、マーケティング、生産、経営において重要な役割を果たしてきました。一方で、生産者コミュニティの奥まで入り込み、地方の道路や学校、医療センターといった社会的かつ物理的なインフラ整備も行っています。
一般的に、コロンビア産のコーヒーは、ずっしりとしてチョコレート味のするものから、ジャムのように甘くてフルーティなものまで、フレーバーの幅が非常に広いことで知られます。

自宅焙煎・抽出の方法

焙煎の方法:熱風式焙煎機(ソウイジャパン社SY-121)
焙煎具合:浅煎り(シナモンロースト):処理時間7分
挽き方:中程度(デロンギ社コーン式グラインダー)
抽出方法:ドリップ式コーヒーメーカー(ペーパーフィルター)
水の質:還元水(レベル3)

テイスティング(自己流)

アロマ:★★★★☆
甘味:★★★☆☆
酸味:★★★★☆
口当たり:★★★★☆
フレーバー:★★★★☆
後味:★★☆☆☆
バランス:★★★★☆
所感:浅煎りにすることで、酸味をそれなりに残しましたが、それでも強い酸味が残らなかったので元々酸味は弱いと思われます。第一印象は、スモーキーさとコク(奥行き)と甘みがあり、全体としては飲みやすいコーヒーでした。後味もすっきりしており、全体としてバランスが良く、カフェや喫茶店でも出されそうな一般受けするフレーバーでした。

2024/2/3
2024/2/23
2024/2/23


参考文献
ジェームズ・ホフマン(2024)ビジュアル スペシャルティ コーヒー大事典 2nd Edition. 日経ナショナル・ジオグラフィック
Jose. 川島良彰(2023)世界を旅するコーヒー事典. マイナビ出版.
旦部幸博(2016)コーヒーの科学. ブルーバックス. B-1956. 講談社.
臼井隆一郎(1992)コーヒーが廻り 世界史が廻る. 中央公論社.

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