音楽:フランク・ザッパ
スティーヴ・ヴァイの音楽がとても好きな時期がありまして、そのキャラであるとか、影響を受けたミュージシャンなどを掘り下げていました。必ず出てくるのが、フランク・ザッパとジョー・サトリアーニです。
さてフランク・ザッパの音楽を聴いてみようと思ったものの、今みたいにサブスクもYouTubeもありません。田舎のCDレンタル店にはヴァイはもちろんザッパなんて見当たりません。そこで、都会のタワーレコードにザッパを探しに行ったのですが、リリースされたCDが多すぎて、どれを買えばいいかもわかりませんでした。
悩みに悩んで、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのが、「Hot Rats」というアルバムです。早速聴いてみると、ヴァイの音楽とは共通点が見当たらず、どこがすごいのかもわからないままにひたすらインストのアルバムを流し聴きしていました。
ザッパでオススメのアルバムは?と聞かれても正直わかりません。でも「Hot Rats」はいいアルバムだということは自信を持って言えます。サブスク利用ができる現在一通りザッパの音楽を聴いていますが、やはりHot Ratsがしっくりきます。
出会いの少ないCD時代だったからこそ、出会った音楽を大事にするということができたにかもしれません。