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duolingoなるものをやってみた。

友達から聞いて興味があったので入れてみたduolingo
興味があったのは10月から始まった音楽コース。
小さな生徒さんに薦められるかな?と思って。

音楽コースは楽譜を読めるようになるツールとしては良いように思った。
少し五線のフォントが薄いけど。
私はもちろん楽しめない。
飛び級なるものでどこまで飛ばしても、もちろん簡単すぎる。
当たり前だけど。


フランス語も入れてみた。
これは・・・

良く出来てるな~~という感想。

私は一応、明治大学文学部フランス文学科、という肩書だけど、
実際はほとんど大学には行ってない。
なのでフランス語も全然よくわかってない。


そもそもなんで仏文科だった?みたいな話。

高校3年の夏まで私は「音大志望」
というか、音大以外考えたことが本人も家族もピアノの先生も一度もなく。

今や音大は「定員割れ」状態だけど当時は
「音大行くなら、パイプが必要」的な雰囲気だった。
私も高1から新潟→東京に通い、
夏休みは武蔵野音大の夏期講習会に1週間。
これに参加するのはなんとなく必須条件みたいな感じだった。

中学、高校と、私は「勉強した記憶が無い」(笑)
多分、全く、してない。
両親は勉強せよ、ピアノ練習せよと言ったことが一度もなく、
ピアノは弾いたけど勉強した記憶が無い。試験前も。受験前も。
それでも地元の進学高校に入ったのはほぼ奇跡。
高校では成績は「ドンジリ」だったけど、
音大志望の子・・・・なので先生も自分自身も教科の成績に対してはスルー。

そんな私が高3の夏、毎年恒例の武蔵野音大の夏期講習に行って、
新潟に帰ってきた途端、


「音大には私は行かない!」

音大に行ってる自分のイメージがどうしても掴めなかった。


高3から志望を変えたので、
私が勉強なるものを始めたのは高3の夏から。


勉強ってやつをやったことがないもんだから、それはそれは楽しくて。

なにが楽しいって、
勉強は「やればやっただけ成績が上がる」
ピアノは「自分の立ち位置が曖昧」


最下位の成績から、
一か月猛勉強すると50番上がる。
さらに一か月やると100番上がる。
それを繰り返し、冬の頃には教科によっては「二位か一位」という状態になった。

その頃の勉強の仕方はクレージーで、
多分食事するのもそっちのけ。
両親は心配してよく階下の部屋から私を呼んでた。
「勉強は、もうやめて」
(笑)


さて、受験ということになって、
私の目的は「東京に行くこと」「そして音楽を勉強すること」(なんだそれ?)
大学はどこでも良かった。

なので当時知ってた大学を3つ受験。
慶応→英文科
早稲田→教育学部
明治→仏文科

(まるで一貫性のない選択)


理由はオジチャンが慶応で父が早稲田でもう一人のオジチャンが明治だったので(笑)


冬の頃の模試では、何度やっても
慶応→B判定
早稲田と明治は→A判定だった。

どの大学も「落ちるはずがない」と思ってた。
模試的にも絶対落ちない範囲に常に在籍。


実際受験してみると。

慶応→受験の机に座ってから「鉛筆NG」「ペン書きのみ」と知った
(なんという準備不足!情報不足)
そもそも通らんわ。

早稲田→これは確実に入ったと思った。
受験の直後、大学の校門で回答を配っていたけど、それを見ても、
どう考えても合格だった。
なので結果発表を私は見に行っていない。
落ちたって聞いたのは相当後日だった。


結婚した後、
塾の先生である主人が言う。
「お前の、その、受験の、選択」
「どう考えてもヘン!」

慶応の英文科なんて、普段から朝起きたら家族で英字新聞読んでるような家庭の子が受けるんよ。

早稲田は、教育学部のみ「内申書重視」
高校の成績が最悪のオマエは、教育以外なら入ったのに・・・・・

明治の仏文、フランス文学に少しも興味がないくせに、
何故?仏文?


大学の同級生である主人は
「好きなフランス文学に精通した教授がいるから」という理由で受けたと。

私は
「東京に行って音楽やりたいから」という理由のみ(笑)
学部なんてどーでもよかった。


そんなわけで、私は、
仏文科のくせに、全くフランス語を理解しないまま今日にいたっております。


ただ、
5年くらい前から、
NHKフランス語講座をPC予約で録音して、
それをUSBプレーヤーで枕元から離した位置に置いて
小さめの音量で寝てる間、流しっぱなしっての、やってる。

テキストを一度も買っていないのでスペルなんかは全くわからないものの、
寝入る前の5分間くらいは、毎晩聞いてる。
寝つきが良いので、ほんの少しの時間だけど。


今回、duolingoのフランス語コースをやってみて、
自分が驚くほど「わかってる」のに驚いた!

小さな赤ちゃんが、
大人のしゃべってる言葉を聞いて
「書くことは出来ないけど喋れる」状態になったのと同じ経緯なのかも。


そんなわけで、
このduolingo
「毎日5分コース」
しばらくやってみようかな。

なにしろ飽きっぽいというか、
別の「やること」が見つかると直進するタイプなので
続くかどうかわからないけど。


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