
ルルドの聖水を頂いて
ルルド。
ネットからの抜粋では。
スペインにほど近いピレネー山脈の麓の川縁に厳かに潜む秘境地ルルド。そこに、奇跡的にいくつもの不治の病を治した、と言い伝えられる泉があります。今やこのルルドは、世界中からその「奇跡」を求めやってくるカトリック最大の巡礼地です。
私は幼少期は、日曜日にはミサに通い、そのあとは日曜学校に参加する「よいこ」だった(笑)
カトリック信者ではあるけど、
結婚してからは「不真面目信者」(威張って言うことではない)
私なりに理由があってのことだけど、
やはり幼少期の過ごし方的にはカトリックの精神は着実に奥底に眠ってる。
40年以上前の話になるわけだけど、
私が故郷を離れ上京する時、母は、私に、
ルルドの水を持たせてくれた。
その後も、
結婚した時にも小さなひと瓶。
例えば、
息子が耳の手術をした時、
あるいは、
車を新しくした時、
家を建てた時、
この聖水をかけることは、私にとっては「お守り」だった。
みんな、そういうものってあるんだと思う。
車に「宗像大社」のお守りステッカーが貼ってあったり、
受験の時には太宰府天満宮のお札を持っていたり。
それらが、私には「聖水」だったというわけで。
3年前に、人生はじめてのちょっとした手術をした時、
持っていた「小瓶」の最後の一滴を使ってしまった。
惜しくはなかった。
私を守ってくれるものには「惜しい」なんてない。
その後、私の聖水の瓶は「からっぽ」だった。
先週、
ピアノの生徒さん、小2と小4の姉妹が
「ルルドに行ってきます」と。
巡礼というか旅行というか。
もう、口まで出かかったのですよ。
ルルドの聖水が欲しいな。
しかしそこは大人ですから(笑)
「楽しんでおいでね」とだけ。
昨日、その二人が帰ってきた。
「お土産です」

嬉しい嬉しい嬉しいという気持ちを、
どう言ったら伝わるか?わからなかったので
「ありがとう!」
「先生は、一生、嬉しい!」と言いました。
その場で、バレエのピルエットで10回くるくるまわってって「嬉しい」と言いたいくらい。
(回れないが・・・もはや)
あまりの私の喜びように、レッスン終わったあと、
お母さまが追加で持ってきてくださった。

私にとってこれが、
どれだけ嬉しいか、お伝え出来ないほど。
これで私は一生幸せ(笑)
来世になってしまっても幸せに過ごせる感じがする。
ありがとうございました。